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ゲーム・アプリ 2017.06.03

【HTC Vive】正義の力で町の治安を守るVRゲーム「Giant Cop: Justice Above All」


今回紹介するVRゲームは、巨大な警察官になって町の治安を守る「Giant Cop: Justice Above All」。箱庭のような街の中には善良な市民だけではなく不審者たちも混ざっています。それらをつまみあげて警察署に連行していくのがゲームの目的になります。


ゲームでは自分の手で人々を捕まえたり、町の中にある道具を掴むことができます。実際の箱庭をいじる感覚が体験できるゲームになっており、掴めるものが多すぎて迷ってしまう事があるほど自由度は高いです。


ミッションの目的などは手帳に書いてあり、いつでも開くことができます。手帳に書いてあるミッションを達成していくことで先に進んでいくことができます。ミッションの中には警察官とは思えないほどクレイジーな内容も含まれており、ゲームの概要を忘れてしまうようなこともあります。


警察署はテレビのような形で、黒い部分は穴になっています。捕まえた不審者たちはそこに放り込むことで逮捕できます。かなり荒っぽいやり方ですが、正義のためには仕方がないのです。不審者を投げ込み損ねても他にもたくさんの不審者がいるためゲームが進行不能になる事はありません。安心して不審者たちを捕まえましょう。


ミッションが進むと他の島にも移動できます。空に警察署があるなどさらに難易度は高くなっています。その反面行える動作も増えており、さらに自由度は上がっていきます。

自由度も高くユーモラス溢れる作品で、非常に内容が濃い本作。見下ろし型のVRゲームとしての完成度はSteamのVRゲームの中でも屈指のモノです。操作性も申し分なく、直感的でわかりやすくなっています。

ただしミッションの内容がメモ書きのみでどこに行けばいいなどの視覚的な情報がありません。そのため英語が読めない場合はミッションを進めることが出来なくなります。また、ミッションの内容も抽象的であるため、それを探し出すのも難しいです。ミッションを進めるのをあきらめたとしてもそれに有り余った自由なステージがありますが、楽しさは半減してしまいます。

警察官とはなんなのかを考えさせられる作品ですが、VR世界ではそんなことはお構いなしということが色濃く出ている作品です。がっつりやり込みたい人や、ストレス発散をしたいユーザーなど幅広い層をカバーしているため非常にお勧めできる作品です。

<ソフトウェア情報>
「Giant Cop: Justice Above All」
【メーカー】Other Ocean Interactive        
【開発者】Other Ocean Interactive
【対応ハードウェア】HTC Vive、OculusRift
【価格】2,980円
【操作】Viveコントローラー, OculusTouch
【リリース日】2017年3月30日(Steam版は5月30日)
【言語】英語

<Mogura VR的評価>
【オススメ度】★★★★☆(ミッションの内容が分かりにくく、進めにくい)
【快適さ】★★★★★
【操作性】★★★★★

★今回のレビューに使用したPC
G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5720BA1 GTX1070搭載モデル
■OS : Windows 10 Home 64ビット
■CPU : インテル Core i7-6700HQ プロセッサー
(4コア/2.60GHz/TB時最大3.50GHz/6MB スマートキャッシュ/HT対応)
■グラフィックス : GeForce GTX 1070(8GB)
■メモリ : 8GB PC4-17000 DDR4 SODIMM (8GB×1/デュアルチャネル)
■SSD : 240GB Serial ATAIII
■チップセット : インテル HM170 Express

■本体寸法 幅×奥行き×高さ(mm):385×271×28.8 (折り畳み時)
■重量:約3.1kg
■電源 : 12.4W(標準時)、230W(最大時)

外部インターフェイス
■カードリーダー;マルチカードリーダー(右側面×1)
■USB3.0:3 (左側面 ×2、右側面×1)
■USB3.1:2 (左側面 Type-C×2)
■イーサネット:1(1000Base-T/100Base-TX/10BASE-T(RJ-45)
■サウンド:ヘッドフォン出力、マイク入力、ライン出力


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