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話題 2021.09.14

フェイスブック「Zoom」との提携発表 VR会議ツール「Horizon Workrooms」に通話システム導入

9月13日(月)、フェイスブックはWeb会議サービス「Zoom」との提携を発表しました。2022年に、VRヘッドセットOculus Quest 2で、通話会議サービスやホワイトボードサービス(Zoom Whiteboard)を利用可能になります。

発表によれば、Zoomの通話サービスやホワイトボードサービスは、Oculusのミーティング向けツール「Horizon Workrooms」から利用可能になる予定です。現時点では“初代”QuestやOculus Rift Sは非対応のようです。

Oculus公式ブログによれば、「Zoom」が「Horizon Workrooms」に対応することで、PCやスマートフォンなどを利用する非VRユーザーとの協働をより円滑に行えるようになるとのこと。先日開催された、ユーザーカンファレンス「Zoomtopia 2021」では、「Horizon Workrooms」内から両サービスを使用する様子が公開されています。

Horizon Workroomsについて

「Horizon Workrooms」は、VR空間内でアバターの姿でミーティングができるサービスです。2021年9月現在、オープンベータテストが実施中。デスクの位置を現実と同期させる機能、ホワイトボード機能、リモートデスクトップと(現実の)キーボードを使ってPC画面を操作できる機能やビデオ通話機能なども搭載されています。

名称の頭についている「Horizon」は、フェイスブックが2019年に発表したVRSNSの名称です。こちらはオープンにコミュニケーションをとれるバーチャル空間を目指して現在米国でオープンベータテスト中です。

(参考)Oculus


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