フェイスブックは、VR映像プラットフォーム「Venues」のベータテスト参加枠拡張を発表しました。9月16日(※アメリカ太平洋時間)から開催される年次開発者会議「Facebook Connect」も視聴可能になるとのこと。
「Venues」は2018年にリリースされた、VRで他のユーザーと同時に映像を視聴できるプラットフォーム。当初はOculus GoとGear VR向けアプリとなっていましたが、双方ともすでに販売を終了、現在はOculus Questから利用できます。
フェイスブックが9月10日に更新したOculus Blogによれば、「Venuesのベータテストをさらに多くの人に拡大する」とのこと。Facebook Connectの開催についても記載されており、「オンラインカンファレンスをVenuesで視聴可能です」と記載されています。
なお、2020年9月16日午後時点では、Oculus Storeの「Venues」アプリページでは未だ「limited release」と記載されています。
“セーフゾーン”も実装
テスト枠拡張と同時に、「Venues」にはメニューから入室できる“パーソナルセーフゾーン”が導入されました。周辺の状況やユーザーをミュートしたり、ブロックや通報が行えるゾーンを設定します。この機能について、フェイスブックは「専門家による安全性向上のため、アバターを使用せずに状況を観察・記録することがあります」と説明しています。
(参考)VRFocus、Oculus Blog
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