Home » 広視野角のARデバイス「DreamGlass Air」登場 289ドルから


AR/MR 2019.08.27

広視野角のARデバイス「DreamGlass Air」登場 289ドルから

広視野角のARデバイス「DreamGlass Air」がKickstarterでクラウドファンディングを開始しました。90度という広い視野角を特長とし、目の前に大画面のプライベートシアターが実現できることをウリにしています。

スマホやPCの画面をミラーリングして大画面で視聴

「DreamGlass Air」は、モバイルやPC、ゲーム機の画面をミラーリングして、目の前の空間に映像を表示して見ることができます。これら外部機器との接続は、無線と有線の両方に対応しており、ゲームなど遅延を抑えたい場合には有線接続が適しているとのこと。

なお、本体にはスピーカーはついていませんが、イヤホンジャックが設けられています。

フル充電で5時間連続稼働

「DreamGlass Air」本体は150グラムと比較的軽量ながらも、フル充電から5時間の稼働可能。視野角90度、リフレッシュレート60Hz、解像度は2.5Kです。メガネを掛けた状態での使用も可能です。

複数のモニタを好きな場所に配置可能

「DreamGlass Air」は複数のウィンドウを並べて表示することもできます。ヘッドトラッキング機能が搭載されていることから、いわゆる3DoF(頭の回転が可能)のデバイスです(※)。首を振っても空間にウィンドウを固定できるため、レシピやお手本の動画を目の前に固定しておきながら料理をするといった、使い方も提案されています。

※編集注:「DreamGlass Air」はカメラを搭載しておらず、HoloLensやMagic Leap Oneのように歩き回ることができる位置トラッキング機能や空間認識機能は搭載されていません


(料理を行っている様子 )

Kickstarterでの目標金額には、調達開始からわずか5分で既に達成となっていますが、支援募集は9月26日まで引き続き設けられている模様。289ドル以上の支援者に対して製品がbackされます。今年の12月中には製品を発送する予定とのこと。

(参考)KickstarterNew AtlasNext Reality


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード