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その他VRヘッドセット 2022.11.03

中国企業DPVRが一般向けの新型VRヘッドセット「E4」を発表 SteamVRに対応

 中国のDPVR(大朋VR)が、新型のVRヘッドセット「E4」を発表しました。一般ユーザー向けのデバイスで、VRゲームなどを体験できるとのこと。Auganix.orgなど複数の海外メディアが報じています。

記事執筆時点では、「E4」の詳細なスペックは公表されていませんが、トラッキングは、Questシリーズと同じインサイドアウト方式。視野角(FOV)は同デバイスやPico 4を上回るとのこと。デバイス自体はモジュラー式で、現行のPC向けVRヘッドセットよりも軽量化されるそうです。

「E4」はSteamVRに対応しており、「VRChat」や「Beat Saber(ビートセイバー)」など、Steamで配信されているVRゲームを遊ぶことが可能。またDPVRはコンテンツを充実化するため、複数のゲームスタジオとの提携も行っています。

「E4」を発表したDPVRは2014年に設立された企業。2016年よりも前からVRヘッドセット開発に取り組んできたことで知られており、同年には一体型VRヘッドセット「M2」を発売。2019年にリリースされた初代Meta Questよりも約3年早く、本体だけで使用できるVRデバイスを展開していました。

なお、今回の発表では、DPVRがVReスポーツ領域に、本格的に参入することも発表されました。NVIDIA、AMD、MSIなどのパートナーとも連携していることが告知されています。

(参考)DPVRAuganix.org


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