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話題 2020.11.25

DMMが3Dアバター連携サービスを開始 開発者向けSDKも配布

対応したVRコンテンツ、3Dアプリに自分の好きなアバターを持ち込める3Dアバター連携サービス「DMM VR Connect」が、11月25日(水)よりベータリリースされました。

「DMM VR Connect」は、アカウントに登録したアバターの姿でさまざまなゲームが遊べるようになるサービスです。VRゲームBOW MANで採用された3Dアバター規格「VRM」の読み込み機能に多くの反響を得たことを背景に、DMM VR labが開発しました。

今後多くのVRゲーム/アプリにて同機能が提供され、機能の拡充をはかっていく他、中長期的には「DMM VR Connect」アカウントを利用したコミュニケーションやイベントプラットフォームに発展させていく予定とのこと。

また、ユーザーにVRMアバターの連携機能を提供したい3rdパーティVRゲーム配信向けにVRM連携Unity用SDKを同時配布。Google・Facebook連携で認証できる機能や、VRMアバター連携機能、VRMアバターキャリブレーション機能、RTMPサーバーへの動画配信機能に対応します。

サービスの登録はこちら

DMM VR Connect 概要

公式配信時期

2020年11月25日

価格

無料

機能

1.ユーザーアカウントにおけるユーザーのVRMモデルデータのアップロードおよび保持
2.ユーザーアカウントにおけるユーザーの配信ストリームキーの登録および保持
3.対応するVRおよび3Dアプリ(※)におけるユーザーのVRMモデルデータおよび配信ストリームキーの利用

公式サイト

https://connect.vrlab.dmm.com/

DMM VR Connect SDK

公式配信時期

2020年11月25日

価格

無料

機能

・ユーザーのDMM VR Connect 認証機能
アカウントはSNS ID連携(Google,Facebookアカウント)を利用し認証します。VRアプリの場合、VR内でのパスワード等の文字入力を要求しません。
・VRMアバター連携機能
DMM VR ConnectサーバーにユーザーのVRMデータをリクエストします。DMM VR ConnectサーバーはクライアントユーザーではないユーザーのVRMデータをリクエストされた場合には暗号化したVRMデータを送付します。
・VRMアバターキャリブレーション機能
VRデバイス向けのVRMアバターのキャリブレーション機能です。
・RTMPサーバーへの動画配信機能
対応端末にて描画された映像をユーザーがアカウントに設定したストリームキーを基にRTMPサーバーへ配信します。これによりYouTubeやTwitchへゲームの映像を直接配信することが可能になります。
<対応端末>
・音声/映像:Oculus Quest
・映像のみ:Oculus Quest 2
・今後の対応予定
     1.Oculus Quest 2(音声)
     2.PC(Windows)

備考

DMM VR Connectと連携したサービスは、2020年12月より順次公開予定。また、SDKを組み込んだ3rdパーティサービスの中で、希望される方はDMM VR ConnectのDiscordサーバーにてお問合せすれば、DMM VR ConnectのWEBサイト上にて可能な限り連携サービスとして紹介するとのこと。
DMM VR ConnectのDiscordサーバーでは開発者からの意見・要望、バグ報告など、またアップデートや開発ロードマップのアナウンスはもDiscordサーバーで行われます。
招待リンク:https://discord.gg/cMHTQJprVV

(参考)合同会社DMM.com プレスリリ―ス


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