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AR/MR 2019.04.29

ラッパーのチャイルディッシュ・ガンビーノがARアプリを配信 レア楽曲を解放

ラッパーのチャイルディッシュ・ガンビーノこと、俳優ドナルド・グローヴァー氏が、ARを活用したスマートフォン向け新アプリ「PHARO AR」をリリースしました。「PHARO AR」は、GoogleのARプラットフォーム「ARCore」を使用して制作されており、利用者は音楽体験とグリフ探しゲームが楽しめます。対応機種はAndroidとiPhone(iOS)です。

集めることで楽曲がアンロック

「PHARO AR」の制作は、MediaMonksが担当しました。同アプリにはゲームエンジン「Unity」が使用されています。アプリの利用者が希望する場合、複数人で体験を共有することが可能です。

「PHARO AR」を体験中に発見できるグリフは、それぞれが音楽サンプルの断片となっており、すべて集めることでAlgorithmという楽曲が完成します。Algorithmは、グローヴァー氏がチャイルディッシュ・ガンビーノ名義で制作した楽曲です。CD化や配信などは行われておらず、2019年4月時点まで、同氏のライブコンサート以外では聴くことができない曲でとなっていました。

以前からAR/VRに注目している人物

グローヴァー氏は以前からARとVRに注目を示している芸能人の1人です。2016年にはカリフォルニアのジョシュア・ツリー国立公園で、VRを活用した3日間のコンサートイベントを行いました。また同年には、自身の楽曲Me and Your MamaのPVにVRを使用して話題を呼びました。

クローヴァー氏は、2019年2月にGoogleのスマートフォンPixel用のARプラットフォームPlaygroundのPlaymojiとして“AR化”されました。Playgroundの利用者は、カメラを使用することで3Dアニメーションとしてグローヴァー氏を呼び出し、共にダンスすることが可能となっています。

(参考)VRScout

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