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話題 2022.08.17

ブルース・リーが住んでいた邸宅を再現するVRコンテンツが開発中

カンフー映画界における伝説的な俳優、ブルース・リーを題材にしたVRコンテンツ「Revival of the Memory: Bruce Lee’s Home in Metaverse」が発表されました。ブルース・リーが住んでいた「棲鶴小築」と呼ばれる邸宅(2019年に取り壊し)を、VR内で訪れることができます。

ブルース・リーは、「燃えよドラゴン」や「死亡遊戯」などの作品で知られるアクションスター。元々は武道家でしたが、その後映画界に転身したことで知られています。今回発表された「Revival of the Memory」は、香港職業教育学院に在籍する3人の学生が制作したもので、すでに現実には存在しない「棲鶴小築」をVRで”聖地巡礼”できます。

「Revival of the Memory」のプロジェクト自体は、ブルース・リー・クラブがPRIZMグループと共同で進めている形。本作はブルース・リーの没後50年にあたる2023年7月20日に全世界で公開される予定です。現時点では、VR内でどのようなコンテンツが展開されるかは明かされていませんが、「メタバース」が名称に入っていることから、イベントやアクティビティが実施されるかもしれません。

プロジェクトについて、ブルース・リー・クラブの会長、ウォン・ユキオ氏は以下のようにコメントしています。

我々は、皆様にブルース・リーの最後の軌跡をVR技術を通してもっと知ってもらい、彼の「水の哲学(※生前のブルース・リーの思想体系)」についてもっと理解してほしいと考えています。このプロジェクトは、ブルース・リーの精神を、制限のない形式で世代から世代へと受け継ぐことを望む3人の若い学生たち、大学、団体が連携する形で進められています。

映画に関連したメタバース(バーチャルワールド)の制作は、いくつかの作品で行われています、8月には「Decentraland」で、「Netflix」が、独自配信映画「グレイマン(原題:The Gray Man)」のワールド展開が発表されました。また、Meta社の「Horizon Worlds」では、新作ホラー映画「NOPE/ノープ」をモチーフとしたコラボワールドが実装されています。

(参考)VRScout

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