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VRゲーム・アプリ 2024.10.16

VRゲーム「BONELAB」がMeta Quest 3の“上半身トラッキング”に対応させるアップデートを開発中 デバイス内蔵のカメラで胴体や両肘の動きを認識

物理法則を忠実に再現したVRFPS「BONELAB」で、Meta Quest 3とMeta Quest 3Sのインサイドアウト型上半身トラッキング機能(IOBT)関連のアップデートの開発が進行中と明らかになりました。

「IOBT」は、上半身(両肘、手首、肩、胴体)のトラッキングをQuest 3シリーズの内蔵カメラで行う機能です。Quest 3以前のヘッドセットは、本体と両手のハンドコントローラーの位置を認識する形で動作しており、肘や腕の(VR内での)ポジションが不自然になる場合がありました。「IOBT」では、そういった部分が大幅に改善されます。

「BONELAB」の開発元であるStress Level ZeroのBrandon J Laatsch氏は、「BONELAB」に将来導入されるアップデート(パッチ7あるいはパッチ8)で、「IOBT」対応を盛り込む予定と説明しています。Laatsch氏によると、「IOBT」に対応することで「背中の装備を確認する」「肘を武器として使う」「身長設定の廃止(セットアップ簡略化)」といったシステムを盛り込める可能性があるとのこと。

「BONELAB」は、戦闘からパズルまで、“なんでもあり”な戦闘シミュレーションの数々に挑みながら、舞台となる地下研究施設の秘密に迫っていくというゲーム。緻密な物理演算による物体挙動で話題を呼んだ「BONEWORKS」の流れを汲む新作で、前作からさらに生っぽくなった物体挙動などが特徴。他のプレイヤーが作ったシミュレーションを楽しむなどのお楽しみ要素も多数収録されています。

(参考)UploadVR

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