剣でリズムを刻むVRゲーム「Beat Saber」が、2018年11月20日にPSVR（PlayStation VR）での配信が決定しました（日本での発売日は未定）。
「Beat Saber」は、映画「スター・ウォーズ」に登場するライトセーバーのような光る剣を両手に持ち、前から来るノーツをリズムに合わせて指定された方向に切り裂くVRリズムゲームです。2018年5月にアーリーアクセス（開発者）版が配信され、ユーザーから高評価を獲得し続けています。
PSVR限定コンテンツを搭載
「Beat Saber」は、アーリーアクセス版の配信開始から人気を集め、インディーゲームながら初月に10万本の売り上げを達成し、売上金額にすると約200万ドル（約2.2億円）に到達しています。今回のPSVRの配信では大幅なアップデートはないものの、PSVRの公式ブログでは新しいセイバーの追加や練習モード、マルチプレイのパーティモード、ワン・セイバーモードなどの各種モードに加え、PSVR限定で楽しめるコンテンツの追加が発表されています。
なお、開発者版から実装予定とされている、好きな曲でステージを作成・シェアするレベルエディターや、オンラインマルチプレイの2つの機能の実装については未だ発表されていません。
PSVRの潜在的なユーザーは200万人以上となり、PC向けVRの倍近いユーザーを獲得できる可能性があります。さらに大ヒットが加速していくのではないかと予想されます。
2018年9月の東京ゲームショウで日本でもデモが展示されたことから、日本での配信も確実と考えられます。発売日が同日になるか記事執筆時点では不明です。
近日中にはViveとRift向けにもアップデート予定
PSVR版の配信だけでなく、近日中にもすでに配信中のHTC ViveとOculus Rift向けにもアップデートが行われることを公式ツイッターアカウントで発表しています。
Dear Rift & Vive players, new sabers, modifiers and practice mode will be added to PC version much sooner in upcoming updates, while campaign and 5 new tracks will come to other platforms at a later date.
— Beat Saber (@BeatSaber) 2018年11月8日
（参考）Road to VR
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