2020年10月14日、大型アップデートの実施で新たにマルチプレイモードが追加されたVRリズムゲーム「Beat Saber」(ビートセイバー)。マルチプレイに対応したのは、SteamのPC向けVR版、Oculus StoreのOculus Rift(Rift S)、Oculus Quest(Oculus Quest 2)版です。
PlayStation VR(PSVR)版は2020年内の対応と予告されていましたが、今回2021年初頭に延期となることが開発のBeat Gamesより発表されました。
Dear PS VR players, we're so sorry that multiplayer is still not available for PS4. Bringing MP to PS4 is a priority for us, but development is taking much longer than we’d expected. We're trying to deliver multiplayer in January if everything goes to plan.
— Beat Saber (@BeatSaber) October 23, 2020
Beat GamesのTwitterによれば現在、PSVR版の開発を最優先で進めているようですが、想定以上の時間がかかってしまっているとのこと。このまま何事もなく予定通りにいけば、2021年1月にも配信できるようにしたいと記しています。
さらに続けてPSVR版への実装を待つファンに対し、エキサイティングな新しい楽曲と共に可能な限り早く配信できるよう最善を尽くしていくこと、継続的な理解と支援、忍耐に感謝しますと、続くツイートでコメントしています。
「Beat Saber」のマルチプレイモードは、最大参加人数は5人で不特定のプレイヤーと対戦するランダムマッチ、フレンド同士で対戦するプライベートマッチが選択できます。また、今回のマルチプレイモード実装と並行して、アバター作成機能、対戦専用のレーン状アリーナも追加されています。
「Beat Saber」は、今後も各種機能の改善、拡張を施すアップデートを実施予定です。韓国のヒップホップグループ「BTS」のミュージックパック配信、クロスプレイと新たな360度マップ、90Hzリフレッシュレートへの対応などが検討されています。