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業界動向 2025.06.09

メガネ不要で複数人同時に3Dコンテンツを見れる ホログラフィックディスプレイテーブル『NOVAC』

Avalon Holographics社は、複数ユーザーが同時に高精細な3Dコンテンツを視聴・操作できるホログラフィックディスプレイテーブル『NOVAC』を発表しました。ホログラフィックディスプレイは、専用のヘッドセット等を装着することなく立体的な映像を体験できる点が特徴です。

今回発表された『NOVAC』を使うと、複数人がディスプレイの周りを移動しながら、映し出された3Dコンテンツを様々な角度から同時に見ることが可能です。開発元のAvalon Holographicsは、共同での作業や検討が必要な場面での利用を想定しています。

同社CEDのワリー・ハース氏には「グループでシナリオのシミュレーション、リスク評価、戦略調整などをその場で行うことができる」とし、「宇宙ミッションから外科手術のトレーニングまで、あらゆる用途で円滑な進行をサポートする」と述べています。

NOVACには状況認識やミッション計画が重要な防衛分野での導入実績があるとのことです。最近では、NVIDIA提供の3Dコラボレーションプラットフォーム「Omniverse」とも統合されました。将来のアップデートでは、音声コマンド機能も追加される予定です。

Avalon Holographics社はホログラフィックディスプレイ技術を提供する企業です。10年間にわたって、ホログラフィックディスプレイの研究開発を手掛けてきました。

同社は合計61件の特許を保有し、これまでに6,500万米ドル(約93億円)の資金を調達しています。さらに、OLEDベースの後継機の開発をサポートするために、追加で5,000万米ドル(約71億円)の資金調達を進めているとのことです。後継システムは、6インチのフラットタイルパネルで構成され、デジタルツイン環境、公共展示会、没入型インスタレーションなどで使用されるより大きなディスプレイに組み合わせることが可能になる見込みです。

NOVACは公式サイトより現在入手可能で、NVIDIA RTX GPU向けに最適化されています。WindowsおよびLinuxシステムに対応し、Unreal EngineやUnityといったデジタルコンテンツ作成ツールと統合可能です。対応するフォーマットには、OBJ、FBX、GLTF、3DTiles、DICOM、GISなどがあります。

(参考)Auganix、Avalon Holographics

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