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AR/MR 2019.09.10

アメリカの図書館で“AR宝探し”? ユニークな試みの理由

アメリカ・インディアナ州にある公立図書館、Johnson County Public Libraryにて、ARアプリを使ったイベントが開催されました。ARアプリを使い、いくつかのヒントをもとに図書館の中でお目当ての本を探す、いわゆる“スカベンジャーハント”ゲームです。

学生たちはARを通して次から次へと本を探すことになるわけですが、このイベントは単に楽しいレクリエーションというだけではありません。

最新技術を使った“きっかけ”づくり

この取り組みについて、Johnson County Public Libraryで司書を務めるAmy Dalton氏は、「図書館での技術はもちろんのこと、ロジックや問題解決の知識、それに付随するスキルも身につけることができる、ということを伝えたいんです」と語りました。

Dalton氏は「生徒にはAR技術の背景にある仕組みや科学的な根拠について興味・関心を持ってもらい、図書館を利用するきっかけになれば」とも話しています。

今回のARアプリは、GoMeta社によるMetaverseを使って制作されました。今後は手作りのプロジェクターを組み合わせ、ホログラムを作成するイベントの開催も予定しているそうです。

(参考)Daily Journal


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