アップルは、ワイヤレスイヤホン「AirPods 4」が、「Apple Vision Pro」の超低遅延無線オーディオ機能の対応デバイスになったことを発表しました。
通常、Bluetoothで音響機器をデバイスと接続した場合、一定の遅延(レイテンシ)が発生します。この“ズレ”は、空間オーディオ内で仮想音源が動いた際、没入感に悪影響を与えます。
Appleは、専用の無線オーディオプロトコル(20-bit, 48 kHz)を使用して、遅延対策を行っています。これまで、このプロトコルをサポートしているのは「AirPods Pro 2」のみでしたが、今回新たに「AirPods 4」が対応した形です。
なお「AirPods Pro 2」と「AirPods 4」は、「Apple Vision Pro」の空間オーディオ“パーソナライズ”機能に対応しています。この機能は、iPhoneのTrueDepthカメラを使って、「Vision Pro」の空間オーディオを、各ユーザーごとに最適化するシステムです。
(参考)UploadVR
Mogura VRは、UploadVRのパートナーメディアです。