6月に配信されたばかりのVRゲーム『Airtone』(エアトーン)を体験しました。『Airtone』は、Oculus Rift/HTC Vive対応。「エアーリズムアクション」という新ジャンルのゲームです。
『Airtone』は、開発にゲームエンジンのUnreal Engine 4(UE4)を採用。UE4専門の制作を手がける株式会社ヒストリアを筆頭に、音楽制作は株式会社ノイジークロークと、アミューズメントメディア総合学院の音楽事業部AMG MUSICが担当しています。キャラクターデザインは株式会社ポリゴン・ピクチュアズ森山佑樹氏。そして販売元は AMG Games です。
操作説明動画
音ゲーとVRの良さ、いいとこ取り
『Airtone』は、いわゆる「音ゲー」です。主に「楽曲・世界観・達成感」が面白さのポイントでした。
楽曲は、ずばり、音ゲーの命!『Airtone』は、EDM寄りの楽曲が多くアップテンポによって気持ちが高まります。しっとりと心に響く曲もあり、全25曲とバリエーションが豊富です。
続いて世界観ですが、プレイヤーはメインキャラクターの女の子ネオンの相棒のロボットとなって、“リズム”を集めていくというもの。ネオンのデザインはネーミングの通り、ネオンサインの配色が多く近未来的でカッコイイ。
そして、達成感。ゲームによるフィードバックが、音楽とプレイヤーをより一体化させます。リズムに合わせて操作できると「シャンッ」と音がなったり、プレイ後のスコア画面でキャラクターからコメントをもらえるのが嬉しいです。
上記3つを、『Airtone』では、バーチャル空間に自分が存在することで、同時に味わうことができます。限られた視野、限られたボタンで遊ぶ従来の音ゲーとはまったく異なる体験ができるのも、VRならではです。
飽きさせない工夫
VRのゲームというと、トータル2,3時間のプレイで終わってしまうということもありますが、『Airtone』は、飽きさせない工夫が散りばめられています。
リズムアクションゲームパート
「練習したら上達できそう」。ゲームセンターで音ゲーをやって、このように感じた方も少なくないはず。
『Airtone』は現在、全25曲それぞれにBASIC・MEDIUM・HARDの難易度設定があり、初心者から熟練者まで遊べる内容です。(さらに今後DLCの楽曲追加も予定しているとのこと。)
筆者はBASICモードで高得点を出せたので、試しにHARDモードに挑戦してみると、スピードが速すぎて一心不乱に手を動かしても、驚くくらいBADの連続でした(笑) 走り抜ける爽快感がたまらなくて、すぐリトライしたくなります。
ルームパート
美少女メインキャラクター”ネオン”の部屋が魅力的です。この部屋は、リズムアクションゲームへ進める、いわばリビングルームです。
ネオンとのコミュニケーション等、ストーリを進めていくと内装が増えます。ジュークボックスから音楽が流れていたり(ネオンがDJになって選曲)、トロフィーでゲームの実績をみたり、銃のようなおもちゃを持ってコントローラーのトリガーを引くとノーツ(ゲーム中に流れてくるマーカーのこと)が無限に打てる遊び要素もあります。
他にもこの世界の地図や、歴史資料、時代背景を知るアイテムがより一層『Airtone』の世界に引き込ませてくれます。
現実の時計と同期しており、昼と夜で外の景色が変わります。細部までかなり作り込まれていて没入感が半端ないです。
プレイ動画
筆者は恥ずかしながら、あまりにもはしゃぎすぎて、服のボタンがとれました。(動画ではカットしています) それくらい楽しかったです。今後、VR体験レポート動画等もあげていくので、チャンネル登録をお願いします。
製品情報
タイトル |
『Airtone(エアトーン)』 |
ジャンル |
エアーリズムアクション |
パブリッシャー |
AMG GAMES |
デベロッパー |
株式会社ヒストリア |
対応 |
Oculus Rift / HTC Vive |
ダウンロード価格 |
2,990円(Oculus Store)/2,980円(Steam) |
公式サイト |
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公式Twitter |