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VR体験施設 2019.10.08

ヤナーチェクのオペラをAR化、イギリスの団体が10月より開始

イギリス・ウェールズ地方に本拠地を有するオペラ・カンパニー「ウェールズ・ナショナル・オペラ」は、ARを活用した新体験型コンテンツ「A Vixen’s Tale」を発表しました。「A Vixen’s Tale」は、2019年10月5日から、ウェールズ・ミレニアム・センターで体験可能です。

実在するオペラが原作

「A Vixen’s Tale」は、モラヴィア(現在のチェコ東部)出身の作曲家レオシュ・ヤナーチェクが作成したオペラ「利口な女狐の物語」を原作として、「ウェールズ・ナショナル・オペラ」とAR関連企業Arcadeが共同制作しました。

「A Vixen’s Tale」は、巨大な“トンネルブック”形式となっています。トンネルを通過する際にモバイルARを使用することで、オペラのキャラクターや音楽などについて、詳しく知ることができます。Arcadeによれば、本作は全年齢対象のコンテンツとなっており、新規と既存のオペラファンの両方が、オペラについてより深く学べるよう制作したとのこと。

宣伝にもARを活用

「ウェールズ・ナショナル・オペラ」は先週(9月第5週)、ウェールズの首都カーディフで「A Vixen’s Tale」のためのプロモーションを行いました。プロモーションにはARが活用されており、宣伝ポスターをスマートフォン向けカメラアプリ「Snapchat」のARレンズで見ることで、実際の「A Vixen’s Tale」に似たコンテンツが表示される仕組みになっていました。

(参考)UploadVR


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