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VRゲーム・アプリ 2026.08.26

中村文則の小説を原作としたVR映画『列』&和田淳監督『猫が見えたら』高雄映画祭にノミネート

講談社VRラボは、企画・制作したVR映画『列』と『猫が見えたら』が高雄映画祭のVR部門にダブルノミネートされたと発表しました。高雄映画祭は台湾・高雄市で毎年開催される国際映画祭です。今年の開催期間は2026年10月9日から10月26日までとなっています。近年はアジア圏でのXRコンテンツの拠点にもなっており、没入型の作品が世界各地から集まる場です。

『列』は2026年の作品で、上村奈帆が脚本と監督を務めました。原作となったのは作家・中村文則の同名小説です。2023年に講談社から刊行され、翌2024年には第77回野間文芸賞を受賞しています。VRアニメーションとして制作され、上映時間は約30分。競争や他者との比較から抜け出せない現代社会の歪みと人々の葛藤を、列に並ぶという身近な行為を通して描く物語体験型の内容です。

ストーリーは、いつの間にか奇妙な列に並んでいた男を描くというもの。列は先も最後尾も見えず、周囲の人々もなぜ自分がそこにいるのかわかりません。他人と比べることから逃れられない人間社会において、生き方を問いかける物語となっています。



日本語版のキャストには廣末哲万、杉野遥亮、木村文乃といった俳優陣が参加しました。音声は日本語と英語に対応するほか、字幕は日本語、英語、中国語の簡体字と繁体字が用意されています。

同時にノミネートされた『猫が見えたら』は、短編アニメーション作家である和田淳監督にとって初のVR映画です。日本の精神医療が抱える課題を、関係者への取材を基に構成しました。第82回ヴェネツィア国際映画祭でのノミネートを皮切りに、これまで22の国際映画祭で受賞や招待上映を果たしています。主人公のなおき役は若葉竜也、母親役は遊井亮子が演じました。

『列』作品概要

タイトル 『列』(英題:RETSU (The Line))
上映時間 約30分
ジャンル VRアニメーション
企画・制作 株式会社講談社VRラボ
製作・著作 株式会社講談社
制作年 2026年
監督・脚本 上村奈帆
原作 中村文則『列』(講談社刊)
音声 日本語・英語
字幕 日本語・英語・中国語(簡体字/繁体字)
出品映画祭 高雄映画祭(2026年10月9日〜10月26日、台湾・高雄市)

参考

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000057983.html

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