株式会社ホロラボは、神奈川県藤沢市が実施した都市空間情報のデジタル基盤構築業務に参画し、自社開発のXRデジタルツインプラットフォーム「torinome(トライノーム)」を用いた利活用支援および技術協力を行いました。整備事業者であるエアロトヨタ株式会社の協力会社として参加しています。
藤沢市は国土交通省のProject PLATEAUに参画し、3D都市モデルの横断的な活用を目指しています。しかし専門的な用途にとどまりがちで、他分野への展開が進みにくいという課題がありました。ホロラボはGISなどの専門知識を必要とせず、WebブラウザやARで3Dデータを直感的に扱える「torinome」でこの課題に取り組みました。

庁内勉強会の様子/PLATEAU Use Case uc23-02精緻な土砂災害シミュレーション
庁内では、藤沢市職員向けの勉強会において、Webブラウザ上で操作できる3Dマップ「torinome Base」に9件のPLATEAUユースケースの成果データを表示。参加者が実際に操作・体感できる機会を提供しました。インフラ管理や市民対話など、各部署の実務に即したテーマで活用検討が行われました。

ワークショップ体験の様子/3D都市モデル(建物)と津波浸水想定や指定緊急避難場所・指定避難場所位置(オープンデータ)の重ね合わせ
近隣自治体の実務担当者が集まる協議会では、3D都市モデルの整備手法や活用事例を紹介。体験会では津波浸水想定や延焼シミュレーション、避難所の位置情報といったオープンデータを「torinome」上で重ね合わせて可視化しました。建物の何階まで浸水するかの確認や、時間経過とともに火災が広がる様子の再現など、防災活用を具体的に体感できる内容でした。

デジタルツイン体験会の様子/3D都市モデルとふじキュン♡/マインクラフトデータに変換した3D都市モデル
2026年3月23日には、藤沢市主催のシンポジウムと「デジタルツイン体験会」が開催されました。体験会では藤沢駅周辺や江の島・片瀬江ノ島駅周辺の3D都市モデルをテーブル上にAR表示。マインクラフト形式に変換したデータや市のキャラクター「ふじキュン♡」も表示され、子供から大人まで直感的にデータへ触れられる体験を提供しました。
「torinome」は3D都市モデルやGISデータ、3Dモデルを3Dマップ上で可視化し、マルチデバイス対応のXRアプリと連携するプラットフォームです。ホロラボは今後も行政内部や住民説明会、教育現場など多様なシーンでの活用支援を進めるとしています。
「torinome」概要
| 実施時期 | 令和7年度(2025年度) |
| 体験会開催日 | 2026年3月23日 |
| 主催 | 藤沢市 |
| 整備事業者 | エアロトヨタ株式会社 |
| 技術協力 | 株式会社ホロラボ |
| 使用プラットフォーム | torinome(トライノーム) |
| 対象ステークホルダー | 行政職員・近隣自治体・市民 |
| 関連プロジェクト | Project PLATEAU(国土交通省) |
| 製品ページ | https://hololab.co.jp/services/packages/torinome |
| ホロラボ公式サイト | https://hololab.co.jp |
