サンリオがVRChat上で展開しているVRテーマパーク「Virtual Sanrio Puroland(バーチャルピューロ)」。
もともとは「Sanrio Virtual Festival(サンリオVfes)」の期間中しか訪れることができませんでしたが、2025年12月に常設型のVRテーマパークとしてオープン。24時間いつでも遊びに行ける場所として、現在は大勢のユーザーが日々足を運ぶ人気スポットとなっています。
そんなバーチャルピューロに、待望の新コンテンツが登場!
2月8日に開幕する「Sanrio Virtual Festival 2026(サンリオVfes)」に合わせて、4つの常設コンテンツと3つの新作パレードが追加されます。本記事では、メディア向けの先行体験会の様子を交えつつ、それぞれの内容と魅力をお伝えします。
- 8Puronicles ロイハッピー編:Imagine Your Starlight
- 8Puronicles パルラ編:Only Your Voice
- 光る夢に願って
- めたモグ – Metamogphose Lab.
- VIRTUAL PURO RESIDENCE 306号室 / シナモロール
- バーチャルピューロカラオケpowered by JOYSOUND
(※同日公開の「SHOW BY ROCK!! WORLD」は別の記事でまとめて紹介しています)
新たに描かれる8人の“ピューロ”、その始まりの物語「8Puronicles ロイハッピー編:Imagine Your Starlight」
バーチャルピューロのグランドオープンを記念して発表された、進化系VR IPプロジェクト「8Puronicles(エイトピューロニクルズ)」。
その始まりの物語を描いた新作パレードとして新たに公開されたのが、「Imagine Your Starlight」。サンリオのクリエイター支援プロジェクト「Nakayoku Creators」の1人目のクリエイターにも選出されたバーチャルYouTuber・キヌさんが監督を務めます。
物語は、「最近、なんだかバーチャルピューロランドの様子がおかしいんだ」と話すばつ丸くんと、キティちゃんとの会話から始まります。そこは見慣れたVIRTUAL PURO VILLAGEなのですが、たしかに空の色不穏に染まり、モチポリたちも元気がありません。
それを受けて「新しいパレードをつくるのはどう?」と提案するキティちゃんでしたが、そこでふと空を見上げると、一筋の流れ星が目に入ります。
そのままどこかへと流れていくかと思いきや、突如として8つの光に分かれた流れ星。しかもそのうちの1つが、このピューロビレッジ目掛けて降ってくるではありませんか!
大きな衝撃とともに光に包まれ、やがて視界が開けると、そこには1人の少年が倒れていました。
ハーモニー星から飛ばされてきたと話す彼の名前は、「ロイハッピー」。そんなロイに向けてキティちゃんは、これからつくるパレードの主役になってほしいと話します。
最初は自信なさげなロイでしたが、彼を仲間に加えた新しいパレードづくりがスタート! ピューロビレッジの横にできた巨大なクレーターを背景に、みんなで力を合わせてステージを建設していく様子は、まさに物語の幕開けにふさわしいワクワク感に満ちていました。

(建設中の様子。写真中央の奥に見えるのが、先ほどまでいたピューロビレッジの「知恵の木」です)
(ヘルメット姿のモチポリたちも登場! みんなで力を合わせてステージをつくります)
ステージ建設を進める傍ら、パレードの主役としてダンスの練習に励むロイと、それを見守るキティちゃん。はたして、みんなで作り上げる新しいパレードは、どのような結末を迎えるのでしょうか――。
冒頭のピューロビレッジが半壊するシーンのインパクトもさることながら、パレード後半はさらに衝撃的な展開と演出が待ち受けています。物語の行方は、ぜひ実際に足を運んで確かめてみてください。
ちなみに、事前知識が必要なタイプの作品ではありませんが、公式サイトに掲載されている「サンリオピューロランド物語 ピューロビレッジ」を読んでおくと、より深く物語を味わえるのでおすすめです。
「#8Puronicles 第一章 ロイハッピー編 Imagine Your Starlight」ティザームービー公開!!!
2月8日からはじまる #サンリオVfes で本編が公開されますので、ぜひ、ご覧になってください♪
詳しいスケジュールは下記のリンクをチェック!https://t.co/khkH3qMQtP pic.twitter.com/GyKSm3brJu
— 8Puronicles (@8Puronicles) February 6, 2026
歌とメロディで伝える“想い”の物語「8Puronicles パルラ編:Only Your Voice」
同じく「8Puronicles」のコンテンツとして公開される2つ目の新作パレードが、「Only Your Voice」。
こちらのパレードでは、自分を表現するのが苦手な少女・パルラと、マイメロディちゃんとの出会いが描かれます。
制作を担当するのは、過去のサンリオVfesでも数々のパーティクルライブを手掛けてきたクリエイター、約束さんのチーム。
その期待に違わず、本作でも空間を丸ごと使った美しいパーティクル表現が随所に散りばめられています。時に可愛らしく、時にエモーショナルに繰り出される光とビジュアルの演出に、参加者からは終始歓声が上がっていました。
ロイハッピー編と同様に、このパレードを見終える頃には「パルラ」というキャラクターを応援せずにはいられなくなるはず。マイメロちゃんとの愛らしいやり取りはもちろん、何と言っても、彼女の透き通るような「歌」が素晴らしい。
今後「8Puronicles」がどのようなメディア展開を見せるのかは未知数ですが、VRChatに留まらず、YouTubeなどでも彼女の歌声を聴きたくなるような、そんな期待を抱かせてくれる体験でした。少しでも気になった方は、ぜひ彼女の“ファーストライブ”を見届けに来てください。
https://x.com/8Puronicles/status/2019667637203300772
突如始まる防衛戦!?「光る夢に願って」
バーチャルピューロの新たな常設パレード「光る夢に願って」。制作を担当するのは、台湾発のクリエイティブスタジオ・Yan-K Media Worksです。
キティちゃん、マイメロちゃん、クロミちゃんの3人に誘われて、時空の旅へと出発! しかし宇宙船が墜落してしまい、そこで出会った少年「J」と一緒に宇宙船のパーツを探すことになります。
アートスタジオでパーツを見つけた一行ですが、どこかJの様子がおかしいことに気づきます。そして、宇宙船のパーツと一体化していたフクロウの彫刻が不気味な光を放つと、参加者たちは不思議な空間へと飛ばされてしまいました。
次に目に入ったのは、無数の扉が浮かぶ迷路のような空間。そこにゴーレムのような存在が現れ、なんとかその場ではやり過ごしますが、安全な場所を探して移動することに。そこへ空から彫刻刀のような道具が降ってきて、先へと進む道が開かれました。
一人ひとりの手元に現れた彫刻刀を装備して進んでいくと、中央に大理石のような球体が置かれた広場に到達。すると今度は、周囲に複数のゴーレムが出現! 球体を目指して一斉に侵攻してきます。
ここからしばらくは、「無限に湧いてくるゴーレムを撃退しながら、中央の球体を彫り進める」という防衛ゲーム的な展開が続きます。彫刻刀で球体を彫り続けると、やがて“作品”が完成してゴーレムが消滅。次のステージへと進めるようになります。
ステージが進むほどゴーレムの侵攻速度が上がるため、全員で協力して撃退しつつも、同時に球体も彫り進めなければなりません。結構な大人数で来ていたはずですが、終盤はかなりの苦戦を強いられ、手に汗握る体験となりました。
謎のキャラクター「J」の過去や境遇に思いを馳せる物語であると同時に、大人数でワイワイと挑戦するのが楽しい、ゲーム要素も盛り込まれた新作パレード。多言語にも対応しているため、海外のフレンドを誘って遊びに行くのもおすすめです。
こぎみゅんと一緒にふしぎな生き物を育てる育成型放置ゲーム「めたモグ – Metamogphose Lab.」
「めたモグ – Metamogphose Lab.」は、ゆったりとした時間がながれる育成ゲームワールド。ログハウスのような温かみのある研究所で、こぎみゅんが3つの卵と一緒に出迎えてくれます。
研究所に入ったら、まずは好きな色の卵を選択しましょう。卵には自動で蓄積されるポイントが表示されており、一定数に達すると不思議な生き物「モグ」が孵化します(卵を撫でてポイントを加速させることも可能です)。
このモグをお世話して育てていくのが、このワールドの目的です。


(ろくろを回すような手つきで、各々の選んだ卵を撫で回しまくる参加者のみなさん)
生まれたモグのステータスは研究所内の「掲示板」で確認可能。お腹が空いていないか、水分は不足していないかを定期的にチェックしましょう。ポイントを貯めて新たな食材を解放したり、ランクアップさせて効率を高めたりしながら、モグの成長を見守ります。
とはいえ、モグは常に注視する必要はありません。「フレンドと談笑しながら、傍らでモグの成長も楽しむ」といった過ごし方が想定されているようです。ジャンルとしては、いわゆる「放置ゲーム」のような設計になっていると言えるでしょう。
(研究所の外に広がる「味覚の森」。ここで食材を採取し、料理をして、モグに与えて、育てる――というのが、モグ育成の基本的な流れになるようです)

(研究場内は縦に広い構造で、あちらこちらにチルスペースが設けられています)
進捗状況は自動でセーブされるため、いつでも自分のモグに再会できます。体験会では孵化までしか進められませんでしたが、生まれたモグが本当に可愛らしくて、すぐに愛着が湧いてしまいました。
シナモンくんのお部屋へ遊びに行こう!「VIRTUAL PURO RESIDENCE 306号室 / シナモロール」
「VIRTUAL PURO RESIDENCE」に、新しいお部屋が登場!
バッドばつ丸くんをテーマにした401号室に続いて、今回はシナモロールくんをテーマにした306号室がオープン。早速おじゃましてきました。
ピューロランドの仲間たちをモチーフにした“レジデンス”ということで、ばつ丸くんの401号室と部屋の間取りは同じ。ですが、内装の雰囲気はガラリと変わっていました。
ばつ丸くんの部屋が黒を基調としたエネルギッシュな空間だったのに対し、シナモンくんの部屋は白と青を基調とした、照明も控えめの落ち着いたトーン。部屋中に散りばめられた、ふわふわなシナモンくんモチーフの小物たちを眺めるだけでも癒やされます。
体験会の参加者たちが特に注目していたのが、デスク周り。
メインモニターやキーボードに加え、縦型モニター、配信マイク、PC用ゲームパッドといった本格的な機材がズラリ。床に無造作に置かれたヘッドマウントディスプレイからは、日常的にVRを楽しんでいる様子が伺えます。
住人の趣味や生活感が垣間見えるのが、この“レジデンス”シリーズの醍醐味。非常にリラックスできる空間なので、チルワールドや睡眠用ワールドとしても重宝しそうです。
また、室内で流れるBGMにも注目。ばつ丸くんの部屋で「はぴだんぶい」の楽曲のLo-Fiアレンジ版が流れていたように、シナモンくんの“あの曲”がチップチューン風にアレンジされて流れています。シナモンくんファンの方は、ぜひ遊びに行ってみてください。
YouTubeでのカラオケ配信もOK!「バーチャルピューロカラオケpowered by JOYSOUND」
バーチャルピューロの「CHILL PARK」エリアに、JOYSOUNDの機能を使ったカラオケコーナーが登場しました!
ワールド自体は誰でも入場可能ですが、カラオケ機能を利用するにはバーチャルピューロのチケットが必要です。操作は一般的なカラオケボックスと同様、タブレットから選曲してマイクを手に取ります。
特筆すべきは、本ワールドでのYouTubeライブ配信が公式に許可されている点です。
タブレットに配信リンクを入力する項目があるので、設定も比較的簡単。バーチャルピューロには配信スタジオ「VIRTUAL PURO STUDIO」もあり、こうした活動者向けの機能拡充には今後も期待が高まります。
ますます広がる、サンリオのVRテーマパークの未来
2日間の日程で数々の新コンテンツがお披露目された、今回の体験会。これらはすべて「バーチャルサンリオピューロランドの常設コンテンツ」であり、2月8日に開幕した「サンリオVfesの期間限定コンテンツ」ではありません。
有料チケットが必要なコンテンツも一部ありますが、基本的には誰でも楽しめて、24時間365日いつでもアクセスできる。Vfesの閉幕後も楽しめる、VRテーマパークの「新エリア」や「新アトラクション」に相当するものだと言えます。
そうした意味では、慌ててすべてを回る必要はありません。今はVfes期間中の限定コンテンツを優先しつつ、合間を見て新エリアを覗いてみるのもひとつの手です。また、パークの入口であるエントランスワールドも、Vfes開催に合わせてアップデートされています。まずはここから、新しくなったパークの空気を味わってみてください。

(ファミリーマートのブースには複合機が登場。サンリオの「いちご新聞」を印刷できます。また、ファミッペとのキャラクターグリーティングが前回に続いて実施され、今回は「ぺ」つながりであひるのペックルが登場予定とのことです)
(instaxブースではキャンペーンを実施。VIRTUAL PURO ENTRANCEとCHILL PARKに設置されているチェキで写真を撮影し、ハッシュタグをつけてXに投稿。毎週、投稿写真から5枚が選ばれ、VIRTUAL PURO ENTRANCEに飾られます)
(「にゃんたじあ」のブースは、2025年9月にデビューした新メンバー2人が加わり、より賑やかな空間になりました)
(「アンドエスティ」のブース。新作衣装のペデスタルが設置されたほか、ブース全体が洗練されたポップアップショップのような雰囲気に一新されています)
このエントランスワールドから始まったサンリオVfesが、2025年12月に常設型のVRテーマパークとしてグランドオープンし、それからわずか2ヶ月足らずでこれほどの追加コンテンツを実装した。このスピード感あふれる拡大を目の当たりにすると、今後の展開にも期待せずにはいられません。
とはいえ、まずは目の前のVfesを全力で楽しみたいところ。豪華アーティスト&クリエイターによるパフォーマンスを見に行きつつ、今回追加された新しいワールドやコンテンツにも、折を見てぜひ立ち寄ってみてください。
そこには、進化し続けるVRテーマパークの、確かな未来が広がっています。
関連リンク
- 公式サイト:Virtual Sanrio Puroland
- 公式X:@SANRIO_Vfes
- VRChatグループ:Official – Virtual Sanrio Puroland – VRChat
- 公式サイト(サンリオVfes):Sanrio Virtual Festival 2026 公式サイト




































