必見!iPhone標準「マップ」新機能 VRで世界中を歩き回れる

アップルは先日公開したiOS 11で本格的なAR機能を搭載しました。このAR機能は実はARだけでなく、スマホで体験するVRも変える可能性を秘めています。筆者は、AR機能公開直後に、このiPhoneとスマホ向けの簡易なVRデバイス「ハコスコ」を使ったら歩き回れるVRが簡単にできると思い、さっそくやってみました。

iPhoneとハコスコがあれば可能になったお手軽VR体験。本記事ではその紹介をしていきます。

簡単にARKitを使った歩き回れるVRを試す方法

Appleが9月20日に公開した最新バージョンのOS、iOS11に「AR(拡張現実、Augmented Reality)」に本格対応にしたフレームワーク「ARKit」が搭載されました。

iOS11がリリースされるやいなや多くのARKit対応アプリがApp Storeに軒を連ねました。iOS11標準アプリで唯一ARKitに対応しているのが「マップ」アプリです。

ARKitに対応するマップアプリのすごい機能『Flyover』

このマップアプリには、「Flyover」というGoogle Earthのように都市を3D表示で上空から眺めることができる機能がついています。この「Flyover」がARKitに対応しています。

※ただし、「Flyover」は主要都市や人気観光地のみ対応。対応都市はこちら https://www.apple.com/jp/ios/feature-availability/#maps-flyover)

「マップ」アプリを開き、対応都市を検索し、Flyoverボタンを押すだけで、都市が3D表示されます。iOS11にアップデートしARKitに対応することで、さらに表示された都市の中を歩き回ることが可能になっています。


これを行うためには、iPhoneのカメラに床面を認識させる必要があるので、ある程度明るい、床が見える環境で、カメラを露出させた状態で行う必要があります。

一眼ハコスコと組み合わせることで歩けるスマホVR端末に

Flyoverをおこなった時、ふとiPhoneの画面だけが見えている状態でこれを試してみれば、OculusやHTC VIVE、Windows Mixed Realityまでとは言わないが、それに近しい「歩ける体験」ができるのでは!?と考えました。

目についたのは、近くにおいてあった一眼タイプのハコスコ 。

これだ!これにiPhoneを挿してやってみると……。最新のVR機材で味わえる体験が、iPhoneとハコスコだけで楽しむことができました。本当にありがとうございました。

これ最高じゃないですか。わざわざPCと思いヘッドマウントディスプレイを引っ張り出すことなく、VR空間を自由自在に闊歩することができます。

iPhoneはカメラから読み込んだ映像の画像解析結果とモーションデータを組み合わせて使用することで、ARのオブジェクトを一点に固定させるということをしています。これは裏を返せばiPhone自身の位置を相対的に推定していることになるわけですが、これはまさに今後一般発売され流行を牽引する可能性が高いと言われているインサイドアウト形式のVRデバイスとほぼ一緒なのです!

インサイドアウト方式とは、ヘッドセットに搭載されたカメラやセンサーだけで自身の位置を特定する方式です。

iPhoneをハコスコに入れるだけで2017年末にリリースされると噂されている一体型版Daydream端末や年末に発売予定のWindows Mixed Reality ヘッドセットと似たような体験ができるわけです。

このインサイドアウト方式のメリットは外部にセンサーを置く必要がない点。なので、セットアップに手間をかける必要がなく、簡単にVRを始めることができます。

違いは、このマップアプリを使ったVRの場合は二眼モードが搭載されていないため、立体視ができず、奥行き感のある体験にはならないくらいです。

お子様も体験できる!手軽な歩き回れるVRで世界旅行を楽しもう

ただ、この立体視ではないというのは、一方では子供でも安心してVRが体験できるというメリットもあります。一眼ハコスコの場合は推奨年齢が全年齢となっていますので、小さなお子様でもも年代なく歩き回れるVRをご体験いただけます。

巨大になって、ニューヨークの自由の女神を見学してみたり

パリのエッフェル塔に並んでみたり、

ローマのコロッセオを上から見下ろしたりと自由自在です。

ただし、ARkitに対応しているのはすべてのiPhoneではないのでご注意を。iPhone 6S以降に発売されたiPhoneのみ対応しています。

iPhone+ハコスコの組み合わせだけでここまでのことができるようになると、一気に動き回れるVRへのハードルが下がるので、この後どんなアプリが出てくるか本当に楽しみですね。

「動き回れるVRを体験するには、高い機材を買わないといけない!」という壁を超えることがことができるので、明るい未来を感じることができました。

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