ANYCOLOR社提供のVRコミュニケーションサービス「ユメノグラフィア」が、12月30日をもってサービス終了になると発表されました。31日で所属キャストのYouTube、SNS運用が停止となり、2月28日にYouTubeチャンネルの動画が非公開となります。
今回のサービス終了について、ユメノグラフィア運営は「2019年12月のリリース以来、様々な取り組みを行ってまいりましたが、想定していた成長曲線を描くことが難しく、今後の展開を考慮した結果、誠に残念ではございますが、サービスの終了という決断に至りました」と経緯を説明。「今まで多くのご支持をいただいてきたことに、運営チーム一同、大変感謝しております」とコメントしています。
なお、12月には最後のイベントを予定しており、「ユメノグラフィアの総決算」となるよう鋭意開発中とのこと。詳細は後日発表されます。
スケジュールまでの詳細なスケジュールは下記noteを確認ください。
https://note.com/yume_note1205/n/nb2f04ec86d10
◆大切なお知らせ◆
ユメノグラフィア運営より、ご利用の皆様に大切なお知らせです▽https://t.co/iaqapuP4Rf— 『ユメノグラフィア』公式 (@Yumenographia) November 17, 2021
「ユメノグラフィア」のこれまで
「ユメノグラフィア」は、バーチャル空間でユーザーとキャストが1対1のコミュニケーションをできるサービスとして、2019年4月に発表。5月からテスト運用を開始し、7月よりβ版を始動していました。
β版体験レポートと、(当時)いちからCOOの岩永太貴氏へのインタビューはこちら。
2019年12月に公式版がリリースされ、所属キャストによるサービスが本格始動。その後、VRヘッドセットだけでなく、スマートフォンやPCのデスクトップでもアクセス可能となり、順調に規模を拡大。にじさんじ所属ライバーによる体験レポート動画も大きな話題となりました。
2021年7月には立体音声サービスを実装するなど機能の拡充を行っていましたが、11月17日にサービス終了を発表。今後の展開は不明ですが、新たなVRコミュニケーションサービスがこれを機に立ち上がることになるのか、引き続き注目です。
(参考)note