YouTube公式の「カルチャー&トレンドレポート」で、VTuber文化を紹介する動画が公開されました。それに合わせ、特設ウェブサイトではデータを公開。VTuberの月間視聴回数が2020年10月までに15億回を突破したと発表しました。
動画では、キズナアイさんの自己紹介で使用された「バーチャルYouTuber」という言葉が新たなカテゴリーとなり、高クオリティなライブやファンとのコミュニケーションを生んだことを解説しています。
そして、このビジネスを支えているのは「ファンとの深い絆」であると分析し、その一例として、にじさんじライバー加賀美ハヤトさんのバーチャルライブの盛り上がりを取り上げました。
また、YouTubeの視聴者の47%が「フィクションまたはアニメ化されたクリエイターの動画を見てもいい」と回答しているというデータを発表。(VTuberが)人間のパーソナリティと同等かそれ以上のロイヤリティとエンゲージメントをファンから引き出せていると分析しています。
ただし「当初VTuberのコンテンツはウェブカメラとフェイストラッキングソフトを使った短い動画でした」など、説明不足を感じさせる部分もありました。しかし、YouTube公式がVTuber文化に大きな期待を寄せていることは間違いないでしょう。
(参考)カルチャー&トレンドレポート