米サンディエゴを拠点に活動する2020CV社は、CEOであるHart Woolery氏のTwitterアカウントにて、AR表示したパペット(操り人形)を自由に操ることができるアプリ「YOPUPPET」のデモ動画を公開しました。
ディープラーニング(深層学習)を用いた本アプリは現在未配信ですが、iOS及びAndroidのスマートフォンやタブレットでの利用可能になる予定とのことです。
Deep Learning AR hand puppets. Coming soon to iOS (iPhone SE and above). Follow @2020cv_inc for weekly updates and beta access later this month. #ios #AugmentedReality #CoreML #Keras #TensorFlow #seriousface #ridiculousapp pic.twitter.com/lJt5tP4Tjk
— Hart Woolery () (@2020cv_inc) 2019年2月6日
デモ動画では、まず対象となる手と指、腕をトラッキングしていることを示すカラフルなラインが表示されています。
その後うさぎのような姿をしたARパペットが手全体を覆うように現れます。
このARパペットは、手と指の動きに連動しているので、手を右や左に動かせば、同様にARパペットも右や左に動き、画面に近づけたり遠ざけたりするとARパペットが大きくなったり小さくなったりします。また、指を閉じたり開いたりすることで、ARパペットの口が閉じたり開いたりするなど、まるで本物のパペットを操っているかのようです。
同ツイートの返信欄には興味を持つフォロワーからのフィードバックに、開発者であるWoolery氏が回答しています。あるフォロワーから、アニメーションを作ることができるようにARパペットの背景を差し替えるというのはどうか、というアイデアに対し、「そういった機能も構想の中にある」ことを明かしていました。
2020CVは以前、映画「スター・ウォーズ」に登場する光る剣「ライトセイバー」を、髪を丸めるだけで簡単に再現することができるARアプリ「InstaSaber」を公開しています。