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VTuber 2022.06.19

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(6月11日~6月17日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)や、バーチャルアバターで活動しているタレントの動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

今回紹介した動画のYouTube再生リストはこちら

【アニメ動画】VTuber雲母ミミ・世界かいぬちさん計画!

雲母ミミがアップしたのは、自身の今までの歩みを振り返るアニメーション動画。彼女はブラジルで人気がブレイクするなど、ちょっと変わった歩みをしているVTuberのひとりです。今までの活動で出会った驚きと喜びがいっぱいに伝わる、ワクワクする内容です。

海外のYouTuberが彼女のことを紹介したのが世界に広がったきっかけではありますが、世界の人が楽しめるようたくさんの字幕をつける努力がその前提にあったのがわかります。多国籍な言語がコメントで飛び交うようになり、それを楽しむよう勉強し続けている彼女の努力と喜びが感じられる動画です。ワールドワイドに成長し続ける彼女の、マイルストーン的な動画になっています。

今回の動画はエレスポチャンネルとのコラボになっており、そちらではストーリーのゲストキャラクターとして雲母ミミが登場、海外の言葉を知りコミュニケーションの大切さを伝える役として活躍しています。

普段使っているあの言葉…実は江戸時代の遊郭が起源です

金美館通りの藤村さんがアップしたのは、日常的に使っている言葉が実は江戸遊郭が元ネタだった、という歴史と言語の勉強になる内容。例えば子供の頃に約束で使う「指切り」。これは遊郭でのとある風習が元になっているのですが、語源はなかなかに強烈。子供が使っていいの?と思ってしまう話であることを詳しく解説しています。

その他遊郭という大人のやりとりの場で生まれた言葉が、現在普通に使う言葉につながっているのがよくわかる内容です。日本の性文化が今の文化に色濃く残っているのは、とても興味深いところです。

金美館通りの藤村さんは、時事ネタについても現場の人間として、赤裸々に事実を話してくれます。少し前に話題になった120人のパーティの話も、ゴシップだけ観てしまうとぎょっとする部分はありますが、そういう事例の現場にいた彼女の話を聴くと納得の行く点も出てくると思います。性についてちゃんと知っておくと、ゴシップに惑わされず冷静に観ることができる、という点でも非常に貴重なトークをしてくれるVTuberです。

【歌い方】星街すいせいさんの「Stellar Stellar」のヤバすぎるので聴いてほしい【未確認動物うまぴ/Vtuber】

これを観たら、歌で表現することの繊細さと面白さがわかって、より歌を聴くのが好きになると思います。未確認動物うまぴ星街すいせいの曲「Steller Steller」をカバーしたのですが、その際いかに星街すいせいの表現力がずば抜けているのかを、歌唱表現の角度から解説しています。
未確認動物うまぴは歌う前に表現メモをとっているようで、分析すればするほど星街すいせいの声の表情の凄みに気付かされたことを熱弁。動画の最後には、実際に本家を再生しながら解釈メモを追っていけるようになっているパートも入っています。

曲の歌唱手法の分析と深い読解で、表現されたものの解像度をあげていく未確認動物うまぴの掘り下げプレゼンは、教材としても見事です。曲の裏にある背景などもおさえながら、個人の解釈でなぜここが強調されるのか、なぜリズムが変わるのかなどをチェック。この努力と洞察力と、曲とボーカリストへの強い愛が、今の未確認動物うまぴの歌唱表現力を高めているのもよくわかる内容です。

【第1回】金平お弁当コンテスト

お弁当には人の個性と価値観が詰まっているものです。金平あめが行ったのは「お弁当コンテスト」。リスナーから募集したお弁当を観ながら人気投票を行い、一位のお弁当を金平あめが実際に制作。また金平あめが実際に作ったお弁当の写真が紛れているのでみんなで当てよう、というもの。エンタメ要素を盛り込みながら、みんなでワイワイとお弁当を見て楽しめる、凝った企画配信です。

タイムスタンプが細かく入っているので、そちらからお弁当作品をチェックすることもできます。コンテストとしての選ぶ基準が「うまいかどうか」だけではなく「金平あめが作る」という点にあるので、単純な上下をつけない気配りのある采配なのもうまい。かなり手間暇かかっているものから一瞬で終わるものまでずらりとあるので、どれが選ばれるか楽しみです。

【 授業 】むぎと学ぶやさしい印象派 もっと楽しめる最初の一歩【 にじさんじ / 家長むぎ 】

この配信はブックマークして、何度もじっくり観る価値あり! 家長むぎが行ったのは美術の「印象派」を0から丁寧に解説する配信。1時間ちょっとでおおまかに「印象派」を理解し、より美術を楽しめるようになる内容です。著作権がクリアな絵画作品が大量にスライドで使われているので、絵画紹介としても楽しめます。

難しい言葉をあまり使わないトークはとても聴きやすく、やわらかな口調で印象派の重要なポイントをしっかり抑えています。ここから興味を持った人は、さらに調べてみることができる入り口的な配信でもあります。美術に興味がある人、歴史に興味がある人はもちろん、一度観ておくと背景がわかって当時の画家たちの解像度がぐっとあがり、「きれいな絵だなー」だけでなく絵の見え方ががらっと変わるはずです。

【#レスバ2434大会】第一回レスバ大会【にじさんじ】

インターネットの歴史で常にあった、影の闘技場でのレスバ。掲示板であらゆる言葉をぶつけあい挑発し殴り合うバーリトゥード。でびでび・でびるがにじさんじのライバーを集め、第一回レスバ大会を行いました。ライバーといえば言うなればネットの住人であり猛者。ディベート形式での論じ合いなのですが、あくまでも「レスバ」なので、面白かったり言いくるめたりイラッとさせたりしたほうの勝ちです。審査員は社築周央サンゴ月ノ美兎とインターネットに精通した面々です。

言うなればインターネット時代のフリースタイルラップバトル。各々のネットを見てきた環境がよく現れており、ネットに幅広く詳しいほど笑えるバトルが次々繰り広げられています。この殴り合いがグループの中で全力でできる、という事自体に出演者たちのエンタメ魂が感じられます。もちろん終わった後は仲良くしている様子も。
異彩を放ったのは緑仙。Twitterなどでよくみる画像レスで戦うスタイルを使用し、事前に準備した画像のみで戦っています。これが一応相手と会話バトルとして成立しているから驚き。またインターネット的語彙力と煽り力、相手への攻めどころのうまさで葉加瀬冬雪も輝くものがありましたが、実は彼女はピンチヒッターで何もわからず急に入ったとのこと。ある意味それで強いのなら、もはや才能です。審査員3人の解説もそれぞれが見てきたインターネット観がよく出ているので、全編見逃せません。

【雑談配信】Vtuberという存在について考える配信【放課後生徒会室】

冬原そのが行ったのは、「VTuberってなに?」という問題を今だからこそ改めて考える配信。かなり概念として浸透した語ではありますが、「アバター」というメタ的な視点を一旦排除。「バーチャルの世界線で生きている人々」という「生きている場所」の観点から、世界線の違いをどう捉えるか、また人にどう伝えるかをコメント欄と一緒に分析しています。

VTuberの主流になっている活動、流行のジャンル、リスナー層などについても考えています。コメント欄も真剣に考えて語り合っているので、あわせて観ながら「2022年におけるVTuberの意味ってなんだろう?」を考えなおすきっかけになる配信です。

冬原そのはサッカーの話題やスペイン語の配信や動画投稿を行っている、個性的な活動が目立つ生徒会長VTuber。だからこそサッカー好きが動画を観に来たときに「VTuberってなに?」と聞かれることがあるそうです。特に今は新規にVTuberを観る層が話題性もあって一気に増えているのもあり、改めて自身なりの「VTuber」を考えてみるのもありかもしれません。

【凸待ち】もしかして君、石油王!?推しに貢いだ金額1000万円超えるまで終われない凸待ちがえぐいwwwww【瀬島るい/ あにまーれ】

瀬島るいが行ったのは、視聴者の凸待ち企画。「推しに貢いだ金額」がいくらかを言っていっていってもらい、トータルで1000万円を超えられるかどうか、という挑戦です。推しに貢いだ金額といっても投げ銭やグッズやソシャゲ課金など様々。どのジャンルか(VTuberやアニメなど)、推しの名前かイニシャル、推してどのくらいになるか、なども話してもらいながら、リアルな金額の数字が明かされていきます。
参加した人たちは愛情にあふれているので、貢いで損をしたということもなく、とても清々しく充実感すらある配信になっています。7桁台の人も登場していますが、それもまた楽しそう。経済を回すオタクの明るい姿が楽しく見られる配信です。

【#生スバル 】第2回世界のお菓子展覧会しゅばあああああああああああああああ!!!!:Tasting of sweets from around the world Ep2

大空スバルによる第2回世界のお菓子展覧会が開催されました。色とりどりのお菓子をその場で、実写カメラでオープンして実食。日本のお菓子とダイナミックに色も味も違うものが多いので、異文化体験配信としてかなりユニークです。

国内に輸入されているものを買っただけではなく、配信のために国外から取り寄せたものもあるとのこと。カラフルすぎる色味だったり、舌にタトゥーっぽいのを入れて遊べたり、虫の形にしちゃったりと、日本との感覚の違いが面白いお菓子満載。ワトソン・アメリアハコス・ベールズムーナ・ホシノヴァからもらった情報で、それぞれの国の個性にあった世界のお菓子が集まっているのもユニークです。
第一回でも、海外のホロライブメンバーおすすめのお菓子が次々登場しています。味や見た目がまるで違う海外とのお菓子交流、こちらもぜひチェックしてみてください。

凝った企画で見どころ満載!「ぶいせん24時間」

24時間メンバーが集結した企画配信「ぶいせん24時間」が行われました。一覧リストはこちら。多数のメンバーが集まってわいわいやりつつも、個性を出してネタをひねったり、地獄配信に突撃したり、演技力を競ったりとユニークな内容がたっぷり揃っています。
「百も語らない物語」では、タイトルのコミカルさに反して、本人たちの体験談とリスナーからの体験談で、ガチ怪談が繰り広げられます。途中のハプニングで一同がパニックになり、本当にゾッとする展開も。メンバーそれぞれの怪談の語り口の違いがバラバラで、味が違って恐ろしい。
「ぶいせんメモリアル」は、メンバーが考えた告白セリフを、ルーレットで当たった人が読み上げて、誰が書いたか当てるというもの。恥ずかしさとニヤニヤが入り交じるとともに、個々の性格がよくわかる内容です。
24時間なので企画量が多く、一気に観るのは難しいのですが、好きなところから観てメンバーの個性と仲のいいワイワイ感を楽しむのをおすすめします。

【#SEEDs24 】オタクにWANIMAを聞かせ続けるとどうなるの?【にじさんじ/轟京子】

にじさんじの「SEEDs24h」では、元にじさんじSEEDsの9人が集結し、独自企画盛りだくさんで24時間配信を行いました。一覧リストはこちら
ゴールデンボンバーの鬼龍院翔本人も絶賛だった「Special LIVE~ゴールデンボンバー祭り~」や、「SEEDs健康診断」「にじLABO3D!~夏のコスメ祭り~」のような、かなりの準備を積んできっちり魅せる、エンターテイナーとしての本気のコーナーがてんこ盛りでした。
その一方で、オタク代表の卯月コウ社築に、陽キャ代表轟京子が、パリピ感あふれるバンドWANIMAを聞かせ続けたらどうなるか、というタイトルだけだとなんのこっちゃわからない企画を行いました。そして、こういうネタでしっかりエンタメできるのが元SEEDsなのだと、見せつけてくれました。

約45分、歌い続けたのがWANIMAの二曲の繰り返しだけ、というとんでもない内容。しかし、乗り方がオタク側だった卯月コウと社築が少しずつ轟京子の指導で変化したり、卯月コウのダンスとコールが独創的すぎたり、同じ曲なのに毎回PVが変わったりと、茶番のための凝った演技と下準備で、一瞬も目が離せないエンタメに仕上がっています。PVは轟京子による完全新作の自作で、3Dムービー。カメラの画角に映るかどうかすらわからないところにこだわる、エンターテイナーな一面を見せました。
ファンも深夜の配信ながらも夢中になってこの枠を観続け、結果次の日もWANIMAがすっかり頭から抜けない人が続出。「オタク」というのが卯月コウと社築だけでなく、視聴者をも指していた、というのがWANIMAを愛する轟京子の思惑だったことが後日語られていました。

他にも悩み相談大喜利をしてOK判定が出たらみんなで「GET WILD」を歌う、という「第一回Get Wild選手権」のような謎企画もありました。一般的にはなかなか出て来ない案ですが、SEEDsがそろえば絶対面白い、と確信していたことを振り返りで話していた面々もいました。実際徹夜あけの空気感も含めて、それぞれの個性が生きた笑いどころ満載の内容です。こういう企画で面白くできるのは我々しかいない、という強いエンタメ精神と仲間への信頼感が感じられる、くだらないのにエモを感じるこの番組。元SEEDsの、大掛かりな学校祭のような青春の姿が観られます。

【Original Song】 アイ / 乾物ひもの

乾物ひものが初のオリジナル曲をアップしました。曲の構造は複雑でかなり難易度の高い作品ですが、それを表現の魅力として捉え、難なく美しい声色で歌い上げています。ダーク寄りの音色も普段の明るい彼女のイメージとは大きく異なっており、新たな表現にワンステップ登ったかのようです。
「Twice Flickで届く愛 簡単に “好き”って言うけど」「One Clickで伝えて愛を あなたがいてくれるから」の歌詞の対比が非常におしゃれで印象的。「すべてを知っても そんな風に 愛してくれますか?」という問いかけに対しての「あなたが笑ってくれるから 歩み続けられる」という自身の思いの対比とも重なっているかのようです。前半のダウナーな歌声が、後半になるに連れてぐっと力強く前向きになるのが印象的。彼女のネクストステージに大きな期待が高まる一曲です。

ベイビーズ・ブレス – 南條夢路【オリジナル曲】

南條夢路によるオリジナル新曲は、カプセルに入った地雷系ファッションの彼女がキュートすぎる一曲。歌い方も特殊で、その発声ひとつひとつが幼いタイプの「KAWAII」をたっぷりと表現。口にくわえたおしゃぶりが表すように「赤ちゃん」であることを全開で感じさせてくれる、脳みそとろとろソングです。

「そばにきてあやしてね」と甘える歌詞が多いのですが、徐々に「わたしがあなたの酸素になる」「あなたの声がわたしを産んでくれた」と双方あってこその幸せな関係であることを表現。VTuberとファンの「産まれる」「育てる」の関係をうまく歌詞に落とし込んで、彼女のキャラクターを活かしたボーカルが、ファンの心をくすぐり満たしてくれる作品として高レベルで完成しています。

【オリジナル曲】 Do Do Do/曇音ルカ

曇音ルカがアップしたのはラップと語りを交えて思いを吐露していく生々しい作品。「誰かの頑張ってる姿見て刺激受けたって 昨日言ってたじゃん あの気持ちってほんの 数秒しかもたないんだ」というパートの歌詞が、その諦念と悶々の狭間をうまく表現しています。ああ、夢ってなんだっけ?
クリエイターが持つ独特な気怠さが感じられる歌声が心に残ります。だからこそ、後半の「ほら唱えてみろよ Do Do Do」のパートがそっと輝きます。諦めと戦い、ムチを打つ「Do」の言葉を歌う声は、前半のダウナーさと少し違います。似たような経験がある人には、共感度がかなり高い作品かもしれません。なかなか鋭い歌詞と歌声の作品なので、ドキッとしたら、歌詞にあるように一旦「深呼吸」し、もう一度最後まで聴き直すのがおすすめです。

紫彩アメ – レイニーデイ【オリジナルMV】

紫彩アメのオリジナル新曲は、梅雨の多い6月にぴったりな雨の日の歌。特にサビの高音部分の表現が巧みで、モヤモヤ感、期待感、切なさなど、色んな思いが入り混じって、聞き手に多様なイメージを与えてくれます。情感をこめつつ、音程をしっかり捉えた伸びの良い歌声だからこその表現です。サビ終わりのコード進行も印象的です。

雨の日に部屋にこもって、アイスコーヒーをコップに入れてスマホを眺めるガーリーな映像がこの曲にぴったりです。ところどころ細かいアニメーションが入っており、特にラストの夜のシーンは、この曲の歌詞にシンクロして、色々な想像ができる展開になっています。

Drain/天音かなた(cover)

正直、この曲をカバーして歌いこなそうとしたこと自体がすごい。天音かなたがアップした「Drain」は初音ミク・エレクトロニカ曲の中でもかなりソリッドな作品なのですが、天音かなたは自らの声の魅力をしっかり捉えてぶれることなく、この難解な曲を自分が表現した作品として完成させました。特に超高音パートの、エレクトロニカと天音かなたが融合していく音の作りは必聴。曲を解釈し組み立て直せる技量がないとできない作品です。VSingerとして、天音かなたが新たな一歩を踏み出したのがわかる作品のひとつになりました。

「アイドル」へのこだわりが非常に強い天音かなたは「特者生存ワンダラダー!!」のような明るい作品も歌っていますが、同時に歌ってみたカバーやオリジナル曲では、ものすごく傷つきやすくてナイーブな哀しみの歌や、天使としての救いの歌を、まるで教会のゴスペルのように歌うことが多々あります。
桐生ココが卒業した時に天音かなたがアップした「終わりへ向かう始まりの歌」や、いなくなった彼女のデビュー2周年にアップした「私へ」は、自身の感情の乗せ方が尋常ではなく、複雑な心の内がリスナーに押し寄せる迫力がありました。この自身の心の機微を視聴者の心の中に直接注ぎ込んでくる表現力は、天音かなたというVSingerとしての見逃せない魅力。最近ではホロライブメンバーの歌の補正・MIX配信も行っており、表現活動のクオリティをどんどんあげている注目のアーティストです。

【MV】惑星テノヒラ / 杏仁しずく cover

公式カバーソングとしてアップされた杏仁しずくのMVは、宇宙船に乗って飛び出していく映像にワクワクさせられる楽しい作品。色々な星をめぐりながら、元気いっぱいにはしゃぐ杏仁しずくの姿が観られます。3Dでこういう自由なMVを撮ることができる、という意味でもユニークな映像です。

ハキハキとした明るい歌声が印象的な杏仁しずく。特に今回は曲がポップなロックチューンのため、彼女の歌声も全体的に明朗快活。嫌なことばっかりで宇宙に逃げている歌なのですが、歌声と映像がそれをポジティブに捉え、手のひらを掲げてすっきりさせているようにも捉えられます。ぜひ原曲と聴き比べてみてください。

オオギリーツアー – appy Covered by 揚羽胡蝶

揚羽胡蝶がアップしたのは可不楽曲「オオギリーツアー」のカバーMV。普段からパンチの強いボーカルが魅力的な彼女、今回は特に自らの歌声が持つ武器をフル活用し、攻撃色の強い言葉の数々を曲の味として表現。攻めの姿勢の楽曲として披露しています。激しい音の上下がある原曲のメロディを、歌のこぶしとして表現することでパワーを増幅。ラストに向けて迫力をどんどん増していくボーカルに圧倒される作品です。

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