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VTuber 2019.02.03

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(1月26日~2月1日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

#45 Episode5「最適化-デフラグメンテーション-」

(1月27日)

にじさんじ鈴木勝出雲霞卯月コウ「OD組」は、配信の中でリアルタイムに物語が進行していく、劇場型配信を行っている3人。昨年、出雲霞が5つの人格を持つAIだということがはっきりして、一旦の結末を終えたのですが、明らかに問題点がいくつも残されたままでした。

その3人の物語がついに、再始動。今回もリアルタイム配信内で展開されます。しかもどうも「続き」ではなく、リセットされたかのような雰囲気すらある。状況が今はまだつかめないのだけれども、どうなっているんだ……?

2018、9年の今に対して、2013、4年という5年前の数値が記されていること、「OD組」という関係性が重視されていないこと、この配信では勝がコウと霞の名前を知らないことなど、奇妙な点が多い。

鈴木勝の配信で興味深いのは、「バーチャル」と「リアル」の扱いがかなり特殊な部分です。今画面に出ている鈴木勝は「リアルの本人」であり、アプリ「にじさんじ」を利用することでバーチャルの身体を手に入れて、バーチャルな人たちと交流ができる、ということらしい。メタ構造をそのまま物語に組み込んでいます。
視聴者はここでは、iPhoneのシステムから聞こえるSiriのようなもの、として据えられているのも特殊。

出雲霞側でも物語が動き始めました。「5人の人格がある」「鈴木勝・卯月コウと一緒にOD組を組んでいるのは5番目の人格」というの覚えておくと、ある程度重要な今後の展開が見えてくると思います。
一旦のノーマルエンドを迎えた3人。でも不幸のままな人たちはいる。ハッピーエンドは見えるのか、そもそも「ハッピー」とはなんなのか? とても複雑な思想的部分に踏み込んでいます。
全部を理解するのは現時点ではおそらく不可能(鈴木勝チャンネルの動画が整理中で見られないため)なので、できれば今やっている生放送・アーカイブを見て「なんか変なことしている」というのだけでも見てほしい。配信手法は明らかに異質で、「常識」の感覚が狂います。
今までのOD組劇場型配信はこちらのリストにまとめています。一部抜けているのは、一時的非公開のため。いつか復活はするそうです。

【パーティクルライブVer.】バーチャリアル【VRChat】

(1月30日)

眠河ゆめなは1月12日に、VRChat内において、パーティクルシステムを利用したVRライブを行いました。その際に披露したオリジナル楽曲「バーチャルリアル」の上演の様子を、動画としてアップしています。

眠川ゆめなの3Dモデルをお披露目しつつ、曲にあわせてハートやパンダやお菓子、彼女の配信でお馴染みの爪切りなどが立体的に飛び交い、踊ります。
VRで見るとかなり大掛かりな、メルヘンチックなものでした。是非とも第二回をやっていただきたい!

【きゅあちゃんねる Vol.25】名古屋はサムギョプサルが熱い!ベジテジや栄店

(1月26日)

葵きゅあは、中部地方、名古屋を積極的に推しているVTuber。YouTubeで「You」と「中部」を盛り上げるというセンス、いいと思う。今回は名古屋で盛り上がっているサムギョプサルについての紹介。

葵きゅあは実際に取材をして、実写映像を見せてくれるのが楽しいVTuberです。今回もサムギョプサルのお店にすぐ行けるような、かなり具体的な紹介内容になっています。

有名な観光地よりも、地元の人こそが知っている魅力がたっぷり紹介されているのが特徴。旅行者だけでなく、名古屋の人でもでかけたくなるような楽しみの詰まった動画です。

【映画】マンガ・アニメの実写化について話すべよ【駄話】

(1月27日)

ぴぴぴのぶきみチャンネルが行ったのは、マンガ・アニメの実写化問題について真剣に考える配信。主観に寄らず、今までの作品群をおさえながら、「実写化映画とは何なのか」を真面目に考える内容になっています。実写化にモヤモヤを抱えたことがある人には、是非オススメしたい。

同時に、今特に映画・マンガファンの間で絶賛されつつ、なかなか日の目をなかなか浴びない「がっこうぐらし!」実写映画についても熱く語られています。実写映画とはなにか、では「がっこうぐらし!」はどういう作品で、どこが素晴らしいのか。かなり論理的に、映画をたっぷり見ているぶきみならではの豊富な知識量から解説されています。

「オールナイトしないニッポン」特別編(ゲスト:朝ノ瑠璃、天開司)

(1月27日)

MonsterZ Mate「オールナイトしないニッポン」特別編は、VTuberに興味がある人全員に見てほしいくらい、よくぞここに、誰かを傷つけることなく真剣に切り込んだ、という内容の詰まったトークがなされています。VTuberがこれからどうなるのか気になる人は、必見です。

ゲストは天開司朝ノ瑠璃という、昨年こつこつ頑張って実績を残してきた二人。
最初は三人の昨年の歩み、「Ver.」の「スポンサー制」の理想像、VTuberの権利譲渡などからはじまります。

続いて、11月12月の問題として話題になった、企業の商品ではあってもモノではないVTuberの人権問題、コーサカが最推しだったVTuber引退の苦しみ、語りづらい部分が多すぎる厄介ファン問題没入感と世界観(中の人がいると言っていいのか否か)のバランス、男女コラボをどうフラットにできるかなど、ものすごく突っ込んだトークがなされています。決して頭ごなしの批判などはしていません。自分も視聴者として共感できる部分があることをも含めて赤裸々に話しているからこそ、そして自分たちが実際に行動してきた具体例があるからこそ、説得力がある。

楽曲著作権問題などは、朝ノ瑠璃が使用した音源側に問題がおこって権利に引っかかって巻き込まれたこともあり、とても生々しい。明るい話から重い話まで広く話していますが、3人ともVTuber界隈をどう盛り上げるか、そのために協力してどうしていきたいのかを真剣に前向きに、語り合っているので、とても聞きやすい。
「まだまだ一年目だもん」と、黎明期であることを言い続ける3人の展望は、とても明るいです。こういうビジョンの先駆者たちがいるのなら、心強い。テーマは重いけれども、バーチャルに対してすっきりとポジティブになれる対談なので、是非。

コーサカはじーえふ氏のトラックに乗せて、「別れ」を激しすぎる感情で歌い上げたMVをアップしています。「この曲の由縁は俺の見た悪いdaydream」の一文が辛い嘆きの歌が、次への原動力へと変わっていく。

【第6話 前編】マリーちゃん、VTuberのあの子とコラボするよ!

(1月26日)

マリーちゃんのチャンネルで、ついに待望のコラボが行われるとのこと。もちろんVTuberです。これは楽しみ……でも誰だろう?

なにはともあれ見てみてください。なるほど、というのと同時に、どうするんだろうという気も。後編が本コラボらしいので、次を楽しみに待ちましょう…。

そのへんにいる人に自分の第一印象を聞いたら悲惨すぎた…。

(1月28日)

外に飛び出すVTuberといえば甲賀流忍者!ぽんぽこ。甲賀市を応援するというスタイルは今も変わっておらず、勝手に甲賀市VTuberを名乗り続けています。もう人気も高くなってきているし、そろそろ公式化されてもいいのではないか……?

というわけで甲賀市の人たちに、ぽんぽことピーナッツくんの印象を聞いて回った動画です。年齢層的にも、二人のことを知っている人はほぼいないまっさらな状態。素な感想が次々出てきます。視聴者にもよく言われるように「ぽんぽこのしっぽはたぬきじゃない」というものも。

こういう忌憚ない意見は、知名度を幅広く持っていく上ではとても重要。ピーナッツくんに対しての感想がなかなか厳しいのも必見。これがリアルだ。そして最後のオチがなんとも。VTuberと町おこし、なんとかうまくいい関係になりませんかねえ。

【マリオカート8DX】マリカぎじさんじ杯 笹木リーグ【視聴者参加型】

https://www.youtube.com/watch?v=hN6KEQN6Mvo

(1月30日)

復帰してからの活躍がめざましすぎて、周囲を引っ掻き回している、にじさんじ笹木咲。彼女が一旦卒業したあと、マリオカートのにじさんじ杯が剣持刀也の主導で行われました。これに出られなかった彼女が今回開催したのは、にじさんじのライバーの名前を勝手に視聴者が使った「疑似」にじさんじ杯、ぎじさんじ杯でした。

本物のにじさんじライバーは参加なし。参加したのはほぼみんな偽物。そのままのライバー名の参加者もいれば、「ゆうちきひろ」のような微妙ないじりで偽物感を出していたり、「EuroTruck」のような「モイラが以前ユーロトラックシミュレーターをやっていた」などの小ネタを挟んできたりと、見ているだけで楽しい。
似せてるのか似せてないのかわからないMiiも含めて、ファンの二次創作感あふれる楽しい配信になっています。

https://www.youtube.com/watch?v=qkSZ3nijUPw

にじさんじは現在、ドーラの主導で「マインクラフト」共通サーバーが立てられており、建築で賑わっているのですが、笹木咲は(他サーバーでやってはいたものの)ここに入るのは初めて。彼女がにじさんじサーバー名所をめぐる回の配信は、コメント欄のファンの解説も含めて見ていくと、何が作られてきたのか、どんなドラマがあったのかの全体像がわかる構成になっています。今までアーカイブ量が多すぎて追えなかった人には、「まとめ」としてもおすすめ。

【初コラボ?】Splatoooooooon!!

https://www.youtube.com/watch?v=EBOD76SYp_w

(1月30日)

デビューしたばかりですが、強烈な個性を放ちすぎて一気にバズり中のにじさんじ郡道美玲。S気味な女教師でありつつも、なぜか猛烈に「コラボしたい」欲が高く、あらゆる人に(初めて10日で)コラボを持ちかけまくっています。そして今回、初コラボを取り付けたわけですが……。

「Splatoon2」をやっているのはいいとして、コラボ相手?とのグダグダすぎるトークの印象が強すぎる。コラボ相手が何なのかは実際に見てみてください。どうしてこうなったんだ……。
今回のコラボ(?)動画自体も面白いのですが、その他のドSな語り口や、独創的なパワーワードなど、見どころが多すぎて、SNSで話題拡散されまくりの彼女。赤羽葉子のことを「種違い」と呼んだのには笑いを通り越してかっこよさすら感じます。にじさんじミリしら富山回なども面白いのですが、まずは彼女のポテンシャルがわかるこの配信をオススメします。

【Mei Trumpet & The head-banging kid】When Mom Isn’t Home / HOMMAGE【THIS IS VIRTUAL YOUTUBER】

(1月31日)

小山内めいと小山内いちかの動画は、どうして作ったのか全く見当がつかない、インターネットミーム動画。元ネタは「When Mom Isn’t Home」(ママが家にいない時)と題された、トロンボーンを吹くお父さんと、オーブンのフタでリズムを刻む子供の十数秒の動画。2014年に流行し、多くの人がパロディ動画を作ったものです。
それをなぜこのタイミングでやるのか、なぜいちかがよりによって頭壁に打ち付けているのか。わからない……一つ言えるのは、「小山内めいはかわいいだけじゃなく、元々こういうVTuberだ」ということだけ。なお絵面がシュールすぎるのもあり、中毒性は抜群に高いです。

【2月3日は節分の日�】

ご存知今日は節分の日だけど、
皆は何粒分食べるのかしら?

20粒以上食べる人。
辛いかもしれないけど、
大豆は健康にいいのよ!

ちゃんと全部食べなさいね! pic.twitter.com/wb6ZTK0heU








— 小山内いちか� (@osanai_ichika) 2019年2月2日

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