ボーカロイド楽曲「転生林檎」を、VTuberたちが自分の半生を歌いながらYouTubeショートで動画投稿するスタイルが注目を集めています。
「転生林檎」はピノキオピーさんの人気楽曲のひとつで、何度も失敗しながら転生を繰り返していく歌詞が特徴です。この曲のキャッチーなメロディーに乗せて、VTuberたちがデビューまでの経緯を語ったり、トラブルを語ったりするショート動画が増え始めました。
特に人気なのが、埼玉VTuber春日部つくしさんのショート動画。春日部つくしさんが活動開始から埼玉バーチャル観光大使に就任するまでに至ったエピソード、VOICEVOX春日部つむぎを開発したら自分が偽物呼ばわりされたエピソードなどが投稿されています。
イラストレーターでVTuber活動準備中ののうら飯紺汰さんは、海外に住んでいたところコロナ禍で帰宅を余儀なくされ、イラストレーターとして活動していくまでの道のりを歌詞にしました。
シアーミュージックV所属のVsinger春歌みことさんは、防音室を自作したものの効果がなくて苦情が寄せられ、完全防音物件へと引っ越した話をユーモアを交えて歌いました。
個人勢VTuberの茶々プラムムさんは、社畜アルバイターとして悩んでいたところ、VTuberというやりたいことを見つけ、ゼロからモデリングしてデビューしたエピソードを投稿しています。
ちなみにVTuberでも新たな姿や別名義で活動することを俗に“転生”と呼びます。「転生林檎」の歌詞はVTuberの活動において共感できる部分があり、それもショートで人気となった理由のひとつなのかもしれません。
（「転生林檎」原曲）
（参考）YouTubeショート
