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VTuber 2020.05.15

ご当地VTuber根間うい、沖縄の現状について企業インタビュー

VTuberグループ「おきなわ部」として活動する根間ういさんが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、沖縄の現状をインタビューする動画を投稿しました。

インタビューしたのは、箱菓子やシーサーなどを観光向け商品を卸売りしている「南西産業」。その中でも国際通りのエリアを担当する垣花氏に、観光地の様子や売上の変化など沖縄の現状を尋ねました。

現在根間ういさんの「おきなわ部」は沖縄の物産詰め合わせをオンライン通販する「おうちでゆいまーる」プロジェクトを実施中。南西産業は「おうちでゆいまーる」の土産品も提供している企業です。

現在の国際通りは外出自粛要請により観光客が減少し、お店もシャッター街になっているそう。以前は観光客があふれ、道の向こうが見えないほどだった国際通りが、今は道の向こうを見渡せるほど人が出歩かなくなったと垣花氏は語っています。

また緊急事態宣言が延長したことで、それまで営業していた小売店も休業や閉店を選択するところが増えました。垣花氏が担当するエリアでも閉店が3件、連絡がとれなくなっている店舗は3件、期日を決めて休業している店舗は40~50店舗にのぼるそうです。

なかには売上を確保するためにオンラインショップを展開しているところはあるものの、通信販売の環境が整っていない店舗は営業できない状態が続いています。

そして南西産業の3月~4月の売上は、前年比とくらべてなんと97%減少とのこと。新型コロナが流行し始めた2月から3月上旬は売上に影響がなかったものの、3月下旬からは商品の返品も相次ぎ、売上マイナスが続いています。また、返品された商品や賞味期限が迫ったお土産品は、廃棄しておりフードロスが増えていると語りました。

最後に垣花氏は、外出自粛やうがい手洗いで感染を防ぐことが大切で、新型コロナウイルスが収束したら沖縄に遊びにきてほしいと動画を見ている方に向けてメッセージを送りました。

根間ういさんは引き続き、みんなが元気になれる動画を投稿し、沖縄や沖縄物産の魅力を発信し続けると意気込みを語っています。

(参考)根間うい 公式YouTubeチャンネル


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