Home » VTuberの収益化が続々復活 背景に海外YouTuberの援護?


VTuber 2020.02.01

VTuberの収益化が続々復活 背景に海外YouTuberの援護?

2月1日(土)、ホロライブプロダクション所属の白銀ノエルさん、アキ・ローゼンタールさん、赤井はあとさんのYouTubeチャンネル収益化(※広告やスーパーチャット、メンバーシップなどの各機能)復活が確認されました。前日1月31日(金)にも、夏色まつりさんがチャンネルの再収益化を報告しています。

2019年末頃から、Vtuberの収益化がはく奪されるケースが多発し、当事者やファンから現状を不安視する声が上がっていました。その現状は海外に伝わり、1月29日、YouTuberのTheQuartering氏が動画の中で問題について言及。主にホロライブに所属するVTuberについて取り上げ、収益化はく奪に至る経緯を自身の推論含め説明しました。

その後Twitterで、YouTube公式アカウント「@TeamYouTube」にリプライを飛ばすかたちで動画のURLを拡散。収益化はく奪の現状を修正するよう訴えました。

これを受け、TeamYouTubeは、TheQuartering氏のツイートに応答。収益化はく奪状態にあった一部VTuberを復帰させ、レビューチームにフィードバックを共有したと説明。続くツイートでは「時間がかかったとしても、気付き次第物事を正すために最善を尽くします」と語っています。こうした一連の流れがホロライブVTuberの収益化復活に繋がったと推察できます。

Vtuberの収益化はく奪の原因については、VTuberの動画を“再利用コンテンツ”としてAIが認識しているというものや、他者の切り抜き動画がオリジナルと認定されているというものなど、諸説あります。現状、YouTube側は具体的な原因については明言していませんが、今回の改善により、収益化が取り下げられていた他のVTuberへのポジティブな影響が期待できそうです。

(参考):TheQuarteringTeamYouTube公式Twitter


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード