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仮想と現実をミックスするセッション バーチャルHIP-HOPユニットKMNZ(ケモノズ)

「だって、せっかくあっちの世界のオスくんたちに会うんでしょ?可愛くしなきゃね」
「まぁいいけどさ?どこの世界にいてもアンタに近づくチャラいオスがいたらアタシ噛みつくから!」
「はいはい、もうまるで彼氏みたいだね。そういうやさしいとこだーいすき!」
「冗談でも止めてよ!……じゃあ先行ってるね。LIZ(リズ)」
 
2018年5月28日に投稿された「CALLING」と題された短い動画でのやりとりだ。その後まもなく、KMNZ (ケモノズ)が活動開始を発表。5月末にLITA (リタ)、6月はじめにLIZ (リズ)がデビューを宣言した。


(KMNZのふたり。左が「LITA/リタ」で右が「LIZ/リズ」だ)
 
KMNZはFictyとWright Flyer Live Entertainmentが共同でプロデュースしているバーチャルHIP-HOPガールズユニットである。ふたりとも“けもみみの国”の出身で、イヌ耳の方がリタ、ネコ耳の方がリズである。リタがカフェで働いていたリズをナンパしたことがきっかけで、ユニットが誕生。Fictyの共同創設者ninoがラップ練習中のふたりに声をかけたことから、KMNZとしての活動が始まった。
 
デビュー後間もなく、彼女たちは注目された。TOKYO MXのTV番組「VIRTUAL BUZZ TALK!」の司会として抜擢されたからだ。地上波初となるVTuberバラエティ番組で、月ノ美兎やときのそらなど多彩なゲストたちと交流した。
 
その後、YouTube でカバー曲を次々と投稿し、2018年8月7日にオリジナル曲「VR – Virtual Reality」を発表。2019年2月15日にはVRプラットフォーム「cluster」でVRライブを行い、3月からは配信サービス「REALITY」で、ミュージシャンのオーイシマサヨシとともに音楽番組「ぶいおん!!」のMCを務めるなど、着実に活躍の幅を広げている。

https://www.youtube.com/watch?v=lYQGWVSVl_Y

ふたりそれぞれの活動を振り返り、その魅力を掘り下げてみよう。

“自分らしさ”で挑戦するリタ、“好き”で上達するリズ

彼女たちの特徴は、お互いソロでの活動に積極的なところだ。それは個別にYouTubeチャンネルを設立して、「歌ってみた」動画を多数投稿していることからも分かる。もちろん、ふたりでの合作や配信も多いが、普段はそれ以上に個人での活動が目立っている印象だ。ふたりのチャンネルを見比べると、彼女たちは音楽の趣味もスタイルもバラバラであると気づくだろう。
 
リタは、鎮座DOPENESSの「MOGU MOGU」といった独特なリズムでのラップが求められる曲から、くるりの「琥珀色の街、上海蟹の朝」のようなしっとりと歌い上げるタイプの曲まで、さまざまなスタイルの楽曲に挑戦している。

https://www.youtube.com/watch?v=VrxmX_gVmnI

ファンからは「透き通った声」「少し気だるげな歌い方」と評され、現在は自分の持ち味を活かせるような曲をこだわって歌っている印象が強い。2019年6月16日、リタはこんなツイートを投稿している。
 

ラップしたての頃は『○○に似てる!』って言われるのが嬉しかったんです。こんなぴよっ子なのにプロの方と似てるなんて��ってね!でも最近はいかに〝自分らしさ〟を出すかを意識してて、似てるって言われるとまだまだやなあ!と思うようになったので、ラップ愛が深まったんやなあと思います。
(引用元:LITAの2019年6月16日のツイート

 
一方のリズは、みきとPの「ロキ」やナユタン星人の「太陽系デスコ」、アニメ「けいおん!」の劇中曲「ふわふわ時間」など、ボカロやアニソン曲のカバーをメインに投稿している。自身の好きなものを前面に押し出した選曲だ。

https://www.youtube.com/watch?v=aIisOUoZIhc

動画では「かわいらしい声」「聴きやすい歌い方」とコメントされ、自分の思い入れのある曲を、感情豊かに歌うことに強くこだわっている。トーク配信「#KMNZRADIO LIZ #15」では、創作に挫折しそうなことに悩んでいるファンへのやりとりに、このように返答するシーンがある。
 

一番大事だと思ってるのって、自分が好きになれることにどれだけ時間をかけられるかだと思ってるんですよ。
(中略)
うまくなるまでの期間ってずっと楽しいものじゃないとは思うんですけど、『うまくなりたい』という気持ちを持ち続けて、時間をかけて努力しつづけるしかないなって。

比較すると、ふたりは音楽のスタイルはかなり違うところが多い。しかし、ユニットで歌うと、不思議と調和のとれた楽曲が生まれる。特に分かりやすいのが、スチャダラパーの「サマージャム‘95」のカバー動画だ。

https://www.youtube.com/watch?v=VFkUSaO8cqQ

それぞれのスタンスを崩さずに息の合ったラップの掛け合い。それでいて、彼女たちの個性の違いがしっかりと浮き上がっている。どちらか一方に染まらず、お互いの長所を尊重するように歌う絶妙なバランスこそ、KMNZの音楽の魅力といえるだろう。

こじらせたリズと、まじめなリタ

 ふたりは音楽の方向性だけでなく、性格やふだんのスタンスにも大きな違いがある。
 
リズは、ネコミミにピンクパーカーという可愛らしいルックスで、当初は明るく活動的なキャラクターのようにファンからは思われていた。しかし、Twitterで自分について投稿するようになってから、イメージは激変する。
 

・JCのうっすら生えたすね毛舐めてえーーーーーーー^o^
・色気皆無の幼女もいいですけどちょっとませてる幼女もいいですよね
・公共の場でいちゃついている成人済みの男女を見ると無性にイライラするヘラヘラしてる男も猫なで声の女もイライラするそしてイライラしたあと虚無感に襲われる
(※それぞれLIZの2018年7月29日のツイート2018年9月19日のツイート2018年9月14日のツイートより引用)

幼い頃から某大型掲示板に入り浸り、ネット文化を貪欲に吸収してきたリズ。そんな彼女のツイートはファンの間でたちまち話題となった。
 
2018年10月23日には、VTuberのぽんぽことピーナッツくんが主催した「【裁き】KMNZ #リズ裁判」という企画が開催され、黒歴史的なツイートの数々が暴露されることとなった。視聴者たちは驚きながらも、そのオタクをこじらせたような内容にところどころで共感。結果的にリズのキャラを世に知らしめた。現在も、リズの本性を包み隠さないツイート内容に好感を示しているファンは多い。

https://www.youtube.com/watch?v=qhbhN48naLM

リタは、金髪でストリート系ファッションというルックスのため、クールな雰囲気が注目されていたが、一方で“元ヤン”、“怒らせたら怖そう”というイメージを持つファンが少なくなかった。しかし生配信では、ぶっきらぼうな話し方や態度を見せつつも、ふとした時に丁寧な口調にスッと戻るため、もともとの品の良さがうかがえた。
 
視聴者からの悩み相談や質問にも基本的にはまじめに向き合って答えることが多く、そういった点が信頼されているため、自然と長文の熱いお便りが多数寄せられている。
 
また、深夜に不定期に行われる「#LITAのそろそろソロ配信」では夏目漱石の「こころ」を朗読したり、リクエストされた曲に小声で応えたりと、優しい雰囲気で視聴者と接している姿が見られる。基本的に他人に対して真正面から向き合う態度が、彼女の魅力のひとつと言えるだろう。
 
彼女たちふたりに共通しているのは、過度にキャラクターを作らず、等身大のまま振る舞うところだ。それぞれがファンと自分なりのやり方で接するからこそ、視聴者側も彼女たちと
自然なテンションで接することができるのである。

バラバラなふたりがミックスするバーチャルとリアル

 音楽スタイルも性格もバラバラなふたり。しかし、その絆の強さはファンに知られているところだ。Twitterや配信などで、常日頃から相方に対しての好きを隠さずに語り、お互いを意識した言動をしているからである。
 
彼女たちの仲の良さが音楽として表現されたのが、「IFIF – YACA IN DA HOUSE feat. KMNZ LITA LIZ」だ。電話でのつながりをテーマとしたこの曲では、彼女たち日常のやり取りが歌詞に落とし込まれている。

https://www.youtube.com/watch?v=AFp_HSyar-Y

(リズパート)「パニクってる中 どこからか聞こえる君の声 あふれる安心で再確認 そう簡単に切れるわけないよね 君と私」
(リタパート)「『まだ話たいことあって』が言えずにグッドナイ でもグッバイじゃない 君と私」
 
ときには離れ離れになったり、本音を口にできなかったりしても、彼女たちの関係は簡単に切れない。KMNZの活動を追えば、その絶妙な距離感に惹かれる人もいるだろう。
 
KMNZは今後、より音楽活動に力をいれていく予定だという。作曲作詞へのチャレンジやボイストレーニングなど、着実にミュージシャンとしての実力を伸ばしていく予定だ。振り返ると、デビュー直前のリタのインタビュー動画にこんなセリフがある。
 
「あっちの世界を耳にして、なんかすっごいカッコいいじゃんって思って。こっちの世界も面白いんだけど、そのふたつの世界をミックス?できたら、それってスゴくない?」
 
バーチャルとリアルの魅力を混ぜ合わせ、これまでにないエンターテイメントを生み出すという壮大な目標だ。KMNZがどのようなかたちでそれを実現するのか、今後も活動に注目しよう。



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