クリエイターニンジャ株式会社は、活動休止していたVTuber(バーチャルユーチューバー)の「藍兎らび(あおとらび)」さんの事業運営を、株式会社冬寂へ譲渡することを発表しました。合わせて、アニメイトグループの子会社であるクオリティコンフィデンス株式会社が藍兎らびさんの展開支援を発表、三社間で業務提携を実施したことを発表しました。
藍兎らびさんは、「地球のみんなを笑顔にする」ことをコンセプトに月から来たバーチャルアイドル。2018年4月より複数の動画を投稿していましたが、5月に「藍兎らびを助けて〜あるじさまを募集します〜」という動画を投稿。内容は、当初予定していた動画の数字が下回ったことにより、クリエイターニンジャが「藍兎らびプロジェクト」の新しい運営先を募集するというものでした。
その後、CG・映像制作会社の冬寂が事業運営を引き継ぐことが決定。冬寂は藍兎らびさんのモデルをリアルタイムライブ制御ツール「sprawl core」でリニューアルし、プレスタート映像を2019年1月2日にYouTubeにて公開。新しい「藍兎らび」は、これまでの映像制作のノウハウが活用されており、モデルのねじれを解消したうえに影がつくようになったとのこと。
クリエイターニンジャは、クオリティコンフィデンスの持つアニメやゲームなどのコンテンツ制作の強みを活かしつつ、冬寂とともにオリジナルIPとして「藍兎らびプロジェクト」を進めていくとしています。