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VRChat 2025.04.01

【VRChat】開発者向けアップデート情報 ボイスチャットの「ラグ」が0.5秒ほど短縮

ソーシャルVR「VRChat」の公式サイトで、最新の開発情報が公開されました。今回の告知では、ボイスチャット関連の改善などが発表されています。

公式発表によると、ボイスチャットのレイテンシーが250ms削減されたとのこと。「VRChat」では、サーバー上に各プレイヤーが“オンライン集合”している都合上、ボイスが「VRChat」上で発声されるまで一瞬のラグがあります。今回の更新で、その遅れが改善された形です。「VRChat」は0.5秒ほど短縮されたと説明しています。

カメラ機能については、写真撮影時にインジケーターが白く点滅するようになったほか、タイマー撮影を使用すると、周辺にリングが表示されるようになりました。これまで、有料サブスクリプションサービス「VRChat +」会員限定だった「Audio from Camera」機能は、全ユーザー向けの提供が開始されています。

また、最新アップデートで実装された、ワールド内で絵文字やドローン、プリント機能などの使用可否を設定可能になる、インスタンス設定機能の見解も公開されています。同機能は「VRChat」の遊び幅が広がる一方、ワールド制作者が望まない改変が、ユーザー側の操作でワールドに施される可能性があるとして、議論が起こっていました。

「VRChat」公式は、フィードバックの大半は中立か肯定的で、イベントなどを運営するユーザーからは特に好意的な反応を得られたと説明。一方、インスタンスを建てる際に追加の操作が増えたことや、ワールド内の設定を完全にコントロールしたいクリエイターからの意見も受け取っているとし、特に後者については“VRChatの重要な柱”であるとして、内部での議論を進めていると報告しています。

(参考)VRChat


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