ソーシャルVR「VRChat」の公式サイトで、最新の開発情報(デベロッパー・アップデート)が公開。同プラットフォーム向けプログラミング言語「Udon」の新アーキテクチャ、「Soba(そば)」が発表されました。
「Soba」は、「Udon」のパフォーマンスを向上させ、機能を拡張することを目的としたアーキテクチャ。現在「VRChat」で多く利用されている「UdonSharp」のすべての機能が利用可能で、カスタムインターフェースの実装といった、コミュニティ側からの要望があった新機能も実装されます。発表によると「C#」言語に近い感覚で、プログラミングが行えるとのこと。
現在「Soba」は、内部でのテストが実施されている段階。今後クローズドβテストとオープンβテストを実施して、正式リリース前の調整を行うそうです。同アーキテクチャの実装後も、「UdonSharp」と「Udon Graph」は引き続き利用可能で、同じワールドで動作させることができます。将来的には、「UdonSharp」のコードを「Soba」用に更新するためのガイドと自動化ツールもリリースされる計画です。
なお公式サイトでは、前回の開発情報で予告された、制作者から各種アイテムを直接購入できる「One-time purchases」機能と「ワールドストア」機能が実装されたことも告知されています。
(参考)VRChat