ソーシャルVR「VRChat」のQuest版に、フィンガートラッキング機能がベータ版機能として登場しました。「Meta Quest 2」および「Meta Quest Pro」にて、ベータ版アプリで体験可能です。
フィンガートラッキング機能は、「Meta Quest 2」「Meta Quest Pro」のハンドトラッキングを利用し、ユーザーの実際の手の動きを「VRChat」アバターへ反映できる機能です。コントローラーでは再現できない、多彩かつ繊細な「手の表情」を生み出すことができます。
単に手の動きをトラッキングするだけでなく、移動、回転、ジャンプ、メニュー呼び出しなど、「VRChat」で必要な各操作も指で対応可能です。コントローラーが必要でなくなる快適さと、なにより自分の手を「VRChat」の世界に持ち込めるような感覚は、より「VRChat」にハマる引力になりそうです。
フィンガートラッキング機能は、現在はQuest版の「VRChat」でのみ動作します。「Quest Link」「Air Link」を用いた、PC版「VRChat」のプレイ時には利用できません。「VRChat」開発チームによれば、現時点では技術的成約があるものの、PC版「VRChat」でも同様の機能を実装する方法を模索中とのことです。
フィンガートラッキング機能が利用できる、Quest版「VRChat」ベータ版アプリのダウンロードはこちら(App Labにて配信)。
https://www.oculus.com/experiences/quest/4821132827998004/
(参考)公式リリースノート