ソーシャルVR「VRChat」の公式サイトで、最新の開発情報が公開されました。今回はソフトウェア開発キット2(SDK2)のサポート終了などが予告されています。
「SDK2」は、「VRChat」のワールドやアバターのアップロードに使用するソフトウェアです。1月現在、“最新版”の「SDK3」と「SDK2」が並行して提供されています。発表によると、「SDK2」のサポートは2月18日に“非推奨”になるとのこと。同日以降は、「SDK2」のワールドやアバターの新規アップロードは不可能になります。
2月18日以前に「SDK2」を通じてアップロードされたアバターとワールドは、“しばらくの間”サポート終了後も新バージョンを再アップロードが可能ですが、将来的にはその機能の終了を予定していると、「VRChat」公式は説明しています。
It’s the first Dev Update of the year!
We have some important announcements, such as SDK2 New Upload Deprecation, so please read: https://t.co/ZhjlYWUZas pic.twitter.com/u5YLqnXirU
— VRChat (@VRChat) January 16, 2025
「VRChat」公式は、「SDK2」の維持には開発環境や「VRChat」に使用されるコードに、大きなコスト的な負荷がかかると説明。また、新機能や改良のための“余裕”を確保し、プラットフォーム全体のパフォーマンスを向上させるために、今回の決断を下したと解説しています。
(参考)VRChat