7月6日（水）、オープンワールドゲーム規模の広さを誇る「VRChat」の謎解きワールドシリーズ「Pandora」の最新作「Pandora – LastEpisode」が発表されました。現在パブリックで公開されており、無料でプレイ可能です。
「Pandora」は、MinaFrancescaさんが中心となって制作している謎解きワールドです（ワールド制作はMinaFrancescaさん1人が担当）。これまでエピソード1～4のワールドが公開されており、エピソード4「Twilight（トワイライト）」はワールドの広さが約38km²、ワールド容量964MB、所要時間は約1ヶ月と、VRChatワールドとしては最大級の規模となっています（参考までに、東京都杉並区が34.06 km²です）。
また、同じ世界観の別の物語を描くオープンワールド「幻想世界STELLA」も公開されています。こちらは謎解きではなくアクションワールドで、広さは約26㎢、ワールド容量は約831MB、所用時間は約1週間と、非常に大規模なワールドとなっています。
今回公開された「Pandora – LastEpisode」は、「Pandora」シリーズと「幻想世界STELLA」の要素が融合し、最高難度の謎解きとアクション、様々な特殊操作が要求される大作となっています。ワールドの広さは約32km²、ワールド容量923MB、所要時間は1ヶ月超と設定されています。
「Pandora」シリーズで描かれてきた物語は本作で完結を迎え、登場キャラクターも追加された上でフルボイスで出演。また、全25曲もの楽曲が収録され、物語を大きく盛り上げます。
技術面でも、SDK2で作成されていた「Pandora」シリーズと「幻想世界STELLA」とは異なり、SDK3によって構築されています。より複雑かつ高難度な仕掛けが組み込まれ、専用UI刷新、クイックメニュー実装など、ワールドの作り込みもさらに増しているとのことです。
ワールド本編に加えて、短編アニメーション作品「Pandora – World of Light」も公開されました。エピソード1〜4を経て、「Pandora – LastEpisode」へと至るまでの物語を描いており、作中に登場するキャラクターがフルボイスで出演しています。
ワールドへのアクセスはこちら（PC接続型VRヘッドセット、および高スペックPCが必要です）。
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