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話題 2021.12.01

「VRChat」を題材としたドキュメンタリー映像の制作プロジェクトが海外で進行中

VRChat」でドキュメンタリー映像を制作する海外ユーザーが現れました。ドキュメンタリー映像の名称は「We Met in Virtual Reality」。新型コロナウイルスの流行に伴うロックダウン期間中(2020年冬~2021年夏)の「VRChat」が舞台です。3組の主人公たちの、同アプリ内での恋愛関係や、VRを使ったメンタルヘルス不調への対処などが描かれます。

本作のディレクターJoe Huntingさんは、「We Met in Virtual Reality」を、「VRでの社会的、感情的な体験を描いた初のドキュメンタリー」と説明しています。登場人物の実生活を見せず、登場人物の“バーチャルでの姿だけを描き、そこに観客が共感する構成に挑戦したそうです。予告映像ではバーチャルな学校で手話教室を行う教師や、結婚式を開くカップルの様子などが映し出されいます。

https://www.youtube.com/watch?v=UGC5XPdwoR8

Joe Huntingさんは以前から「VRChat」を題材とした映像作品を撮影しています。2020年には、イギリスのグロスターシャー大学で映画制作の学位を取得して卒業。その後、オンデマンドプラットフォームのDiscover.filmで、コメディードキュメンタリーシリーズ「Virtually Speaking」の制作に携わっていたとのこと。

2021年11月30日現在、「We Met in Virtual Reality」はIndiegogoでクラウドファンディングを実施中(12月1日に終了)。目標調達額は1万ポンド(約150万円)で、現時点では約8,300ポンド(約120万円)まで達しています。支援へのリワードは、5ポンド(約750円)から用意されています。

(参考)Indiegogo


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