VRChat向けのガウシアン・スプラッティングツール「VRCGS」がバージョン4にアップデートされました。VRCGSは、3Dガウシアン・スプラッティングのスキャンデータをVRChatワールドのコンテンツに変換するUnityエディタ拡張とUdonランタイムです。開発者はMykhailo Moroz氏です。
v4では、全スプラットオブジェクトをワールド空間へ変換し、まとめてソートして描画する新しいレンダリング方式が採用されました。毎フレームの深度ソートに対応し、LODシステムの導入によってワールド内で最大1億スプラットの描画に対応しました。大容量のPLYファイルはストリーミングでインポートできます。
視点によって色が変化する球面調和による表現にも対応しました。VRC Light Volumesとの連携も追加され、ワールドのベイク照明をスプラットに反映できます。
インポーターも刷新されました。従来の.ply形式に加え、.spz形式の読み込みに対応しました。クロップ範囲の指定や位置合わせができるインタラクティブなプレビュー機能も備えます。スプラットをシーンに配置するだけで、ギャラリーモードなどを備えたワールド内UIが自動生成されます。UIは日本語・英語のバイリンガル対応です。
地形コライダー機能も加わりました。スプラットをGPUでハイトマップ化し、TerrainColliderを生成する仕組みで、スキャン上を歩けるようになります。
I finally released the LOD version of VRChat Gaussian splatting that supports 100M scale splats!
Compared to v3 it has a huge changelist! pic.twitter.com/g514avRFEg— Mykhailo Moroz (@Michael_Moroz_) July 20, 2026
対応環境はVRChatのPC版とMeta Quest・Androidのモバイル版です。PC版では最大8Mスプラット、モバイル版では最大512Kスプラットの同時描画が推奨されています。
VRCGSはBOOTHで1,000円で販売されているほか、GitHubでMITライセンスのオープンソースとして無料公開されています。なお、v4はv3との互換性がなく、既存のスプラットは再インポートが必要です。
VRCGS v4 概要
| リリース日 | 2026年7月20日 |
| 価格 | BOOTH版:1,000円/GitHub版:無料(オープンソース) |
| 日本語対応 | 有 |
| 対応プラットフォーム | VRChat(PC:デスクトップ・VR、Meta Quest、Android) |
| 販売URL | BOOTH https://misham.booth.pm/items/8580682 |
| GitHub | https://github.com/MichaelMoroz/VRChatGaussianSplatting |
参考
https://x.com/Michael_Moroz_/status/2079078067754930403
https://misham.booth.pm/items/8580682
https://github.com/MichaelMoroz/VRChatGaussianSplatting/releases/tag/v4






