関西学院大学理工学部人間システム工学科の井村誠孝教授は、8月10日(金)、東京・霞が関でVRに関するワークショップ「感覚の不思議を体験しよう!」を開催します。小学生以上を対象にし、人の知覚を錯覚と同じようにうまく「ダマす」ことで、実世界では体験できないことをVRで体験できる、その事例を紹介します。
公式サイトの文面から読み取れる内容では、いわゆるVRヘッドセットを使用したものではなく、VRと密接に関連する「クロスモーダル現象」や、視覚ではなく触感などでVRを体感する内容となるようです。
VRや五感を通じた錯覚を体験
井村教授は「バーチャルリアリティ技術に基づく知的活動の活性化と支援」を研究テーマに掲げています。VR世界と実世界との間の垣根を技術の力で取り払い、生活がより豊かで楽しいものになることを目指して研究を進めています。
8月24日(金)まで文部科学省旧庁舎で研究成果を展示しており、今回はその関連企画となります。ワークショップでは、筆記感が変わるペンなどのVRシステムや、五感を通じた様々な錯覚を体験できます。
イベント概要
日時 |
第1回7月25日(水)14時~15時半(受付13時半) |
場所 |
文部科学省「情報ひろばラウンジ」(旧文部省庁舎1階) |
タイトル |
「感覚の不思議を体験しよう!」 |
対象 |
小学生以上 |
備考 |
参加費無料、申し込み不要 |
研究成果展示概要
井村教授(バーチャルリアリティ学研究室)の研究の一端を、手軽に体験可能なデモンストレーションとして紹介しています。
期間 |
5月1日(火)~8月24日(金) |
場所 |
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問い合わせ先 |
0798-54-6017(関西学院広報室) |
この他にも、夏休み期間中に体験できるVRイベントが各地で開催されています。
(参考)関西学院大学