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VRゲーム・アプリ 2023.04.30

可愛いヤツらを狩る、ゴリラ鬼ごっこ風VRアクションが近日発売!?―今週の気になるVRゲームニュースまとめ(4月23日~4月29日)

「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート情報などをまとめてお届けします。今回は4月23日~4月29日の関連ニュースが対象です。

目次

1. 闇のケモノが可愛いヤツらを狩るVRアクション「No More Rainbows」近日発売
2. 四面楚歌VRFPS「Propagation VR」続編の発売日が5月5日に決定
3. 刑務官体験シミュレーター「Prison Simulator」VR版が発表
4. 「Ghost Signal: A Stellaris Game」PICOプラットフォーム版が発売
5. VRサバイバルホラー「Requisition VR」製品版アップデートが5月5日に実施

闇のケモノが可愛いヤツらを狩るVRアクション「No More Rainbows」近日発売

新作VRゲーム「No More Rainbows」がSteam、Meta Quest Storeで近日発売予定であることが発表されました。

「No More Rainbows」は全編1人称視点で展開されるステージクリア型VRアクションゲーム。プレイヤーは主人公「ビースト」の故郷である暗黒の地を緑豊かで、幻想的で平和な世界へと一変させた道化師「ビズー」とその配下たちを叩きのめすため、4つの異なる世界を冒険していきます。

手と腕で地面を引っかくようにして移動するという、VRゴリラ鬼ごっこゲーム「Gorilla Tag」をオマージュした操作スタイルが特徴。戦闘では鋭い爪を用いて、可愛さ満点の敵たちを容赦なく斬り倒していくことになります。正義と悪が逆転したかのようなストーリーと、ブラックな世界観もポイントです。

元は2022年からMeta Quest Store(App Lab)にてベータ版が無料配信中のタイトル。製品版ではステージ総数の大幅な拡張のほか、3対3のチーム同士が戦うマルチプレイヤーモード、ストーリー性の強化が実施されるとのこと。また、ベータ版は製品版発売3日前の5月2日に配信終了となるようです。もし、無料版を今のうちに確かめておきたい場合、ダウンロードはお早めに。

(参考)Road to VR、Steam

四面楚歌VRFPS「Propagation VR」続編の発売日が5月5日に決定

新作VRゲーム「Propagation: Paradise Hotel」の発売日が5月5日に決定しました。SteamMeta Quest Store共に紹介ページが掲載済みで、いずれもゲーム内言語は日本語に対応するとのこと。また、初代Meta Questにも対応します。

「Propagation: Paradise Hotel」は、2020年にSteamで無料配信された地下鉄の駅が舞台のVR”四面楚歌”FPS「Propagation VR」の続編です。

サブタイトルに冠されている通り、今回の舞台は「パラダイスホテル」なる場所が舞台。プレイヤーは主人公「エミリー・ディアス」になり、行方不明になった妹の「アシュリー・ディアス」を探し出すため、生ける屍と異形の怪物たちが徘徊するホテルの探索に挑みます。最終的な目標はアシュリーを発見し、ホテルから脱出すること。前作同様、探索時に使える武器と弾薬は限られているため、知恵を絞って困難を乗り越えていくことになります。

また、前作はオンラインマルチプレイに対応していましたが、今回はシングルプレイ専用の内容へと転換。その分、ストーリー性は強化され、起伏のある体験が楽しめる内容に構成されているようです。

(参考)Road to VR、Steam、Meta Quest Store

刑務官体験シミュレーター「Prison Simulator」VR版が発表

2021年11月よりSteamで販売中の刑務官体験シミュレーター「Prison Simulator」のVR版「Prison Simulator VR」が発表されました。2023年内の発売を予定しているようです。また、Steamの紹介ページ記載の情報によれば、ゲーム内言語は日本語に対応します。

「Prison Simulator」はある刑務所に勤務する刑務官になり、囚人たちを監視しながら与えられた仕事を遂行していくシミュレーションゲーム。30日後の昇進までに然るべき仕事をこなしていく「キャンペーン」、仕事無関係にやりたい放題できる「フリープレイ」の2つのモードが収録されています。

仕事への取り組み方、囚人それぞれとの触れ合いによってその後の展開が複雑に変化していくゲームシステムが特色。日数制限のある「キャンペーン」も決まった流れが存在しないため、取り組み方次第で平々凡々が繰り返されることもあれば、山あり谷ありの過酷な展開を迎えることもあります。逆に日数制限がない「フリープレイ」では、どう考えてもアウトな行為もやりたい放題です。どんなことができるのかは自主規制とさせていただきます。

VR版は基本的な内容はオリジナルを踏襲しつつ、操作周りをVR向けに最適化。前述の行為も直感的な操作で実施できる設計になっているようです。繰り返しになりますが、何ができてしまうのかは各々、Steamの紹介ページを確認して察してください。

(参考)Steam

「Ghost Signal: A Stellaris Game」PICOプラットフォーム版が発売

Meta Quest Storeにて販売中のVRローグライク・アクションゲーム、「Ghost Signal: A Stellaris Game」のPICOプラットフォーム版が4月26日より販売開始となりました。価格は税込2,208円。Quest版同様、日本語に対応しています。

「Ghost Signal: A Stellaris Game」はPC(SteamMicrosoft Store)、PlayStation 4で発売中のリアルタイムストラテジーゲーム「Stellaris(ステラリス)」と世界観を共有するスピンアウト作品。プレイヤーは「オーロラ号」なる宇宙船の艦長になって、謎の「ゴースト信号(Ghost Signal)」の発信源を突き止める危険な任務に挑みます。ランダムで発生する多彩なイベント、スリリングな戦闘シーン、非同期のオンラインマルチプレイ要素、そしてハンドトラッキングに完全対応した操作系が特徴です。

PICOプラットフォーム版は、Quest版では3月に配信されたバグ修正アップデートを反映した最新バージョン。対応するPICOプラットフォームはPICO Neo 3 Link、PICO 4、PICO 4 Proとなります。

(参考)UploadVR

VRサバイバルホラー「Requisition VR」製品版アップデートが5月5日に実施

2022年10月より、Steamで早期アクセス版が販売中のVRサバイバルホラー「Requisition VR」の製品版アップデート実施日が5月5日に決定しました。また、Meta Quest 2(Quest Pro)版は2024年第1四半期に発売予定であることも発表されています。

「Requisition VR」は「ネヴァーモント」なる歴史ある田舎町を舞台にしたVRサバイバルホラーゲーム。プレイヤーは街に現れたミュータントの軍勢に対し、正面から戦うか、逃げ延びるかを選択しながら、志をともにする仲間たちと行動していきます。最大4人参加可能に加え、協力型と対戦型の異なる2種類が用意されたオンラインマルチプレイが特徴。300種類以上におよぶアイテム、そこから武器を生み出すクラフトシステムによって多彩な戦術が編み出せる戦闘シーンもそのひとつとなっています。

5月5日の製品版アップデートでは、新たに「サバイバル」なる新モード、探索と戦闘をサポートする携帯情報端末(PDA)が追加。さらにゲームバランスの調整、バグの修正も並行して実施されるようです。アップデートの詳細はSteamコミュニティのパッチノートを参照ください。

なお、本作はPlayStation VR2(PSVR2)版も発売予定ですが、こちらはQuest 2版とは異なり、時期に関する発表はありません。

(参考)UploadVRSteamコミュニティ


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