Home » 練馬区が地震体験車にVR映像を導入 リアルな体験で防災意識を高める


話題 2020.10.14

練馬区が地震体験車にVR映像を導入 リアルな体験で防災意識を高める

東京都練馬区にて、地震体験車にVR映像を連動させた「VR地震体験システム」が導入されました。

本システムが導入されたのは、防災学習センターに配備している起震車「ねり丸号」。VR地震体験では、3つのシーン(キッチン・ダイニング、学校の教室、屋外)の実写映像を視聴しながら地震を体験できます。 また体験終了後、地震の際にどのような行動をとるべきか、事前の備えとしてどのような対策ができるかを解説するとのこと。

開発を担当した株式会社理経によると、これまで起震車の揺れのなかでVR映像を連携させる場合、起震車の動きとVR映像のタイミングを合わせることが困難といった実運用面での課題があったそうです。

本システムでは、起震車の体験開始ボタンに連動してVR映像を再生し、振動とVR映像のずれを解消しつつ複数のVRゴーグルを同時に制御。これにより、多くの方が容易に、よりリアルな体験で防災意識の向上を図ることが可能になったと紹介しています。

VR地震体験 概要

対象

小学5年生以上で手すりなどにつかまり体勢を保持できる方

体験方法

1.予約不要の防災体験講座(毎週火曜・木曜・第2日曜日の午後2時から)へ参加する
2.防災学習コースメニューへ申し込む

起震車ねり丸号運行スケジュールのページへ

https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/bosai/bo_college/kishinsha-nerimaru.html

防災学習コースメニュー(要予約)

https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/bosai/bo_college/bousaigakusyuu.html

※雨天・強風時は起震車の運行ができないため、VR地震体験は中止です。

(参考)東京都練馬区 VR地震体験株式会社理経 プレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード