7月20日(月)より開催される、バーチャルシンガー花譜さんとドコモ5Gとのコラボ企画「HAYABUSA EXPERIENCE by 3.5D × docomo ONLINE EXHIBITION」。渋谷のギャラリー「3.5D」での展示会は3月より延期となっていましたが、オンライン上での展示イベントとして復活しました。
MoguLiveでは本展の見どころをピックアップ、その魅力をご紹介します。
AR/VRなども採用、仮想空間でより“身近”に
今回の取り組みはイラストやミュージックビデオをWEB上に掲載するだけではなく、AR/VRなどの最新技術からもアプローチ。仮想空間上の彼女との距離をより身近に感じられる内容となるようです。
【HAYABUSA続報】
7/20(月)にWEBオープンする「HAYABUSA EXPERIENCE by 3.5D × docomo ONLINE EXHIBITION」では「VRChat」と「ホロモデル」を使って渋谷「3.5D」を再現!展示会をVRとARで体験できます。これまでにない展示の世界をお楽しみください!#花譜 #docomo #HAYABUSA #5G #dポイント #AR #VR pic.twitter.com/KFmUzDh1rN— 花譜 information (@kaf_info) July 15, 2020
クリエイター集団「SSS by applibot」到来、VR版「戸惑いテレパシー」も
本展で注目なのは、クリエイター集団「SSS by applibot」とのコラボアート。花譜さんのデザインを手がけたPALOW.さんも所属する同グループは、「ソードアート・オンライン」原作イラストのBUNBUN(abec)さん、「ポケットモンスター サン・ムーン」キャラクターデザインのセブンゼル(TOKIYA)さん、「キルラキル」作画監督の米山舞さんなど、そうそうたる顔ぶれで話題となりました。今回は「5G×花譜×未来」をテーマにしたイラストが展示され、トップクリエイターたちにどう描かれるのか期待が膨らみます。
また、MVを手がけてきた川サキ監督による「戸惑いテレパシー」のVRバージョンも先行公開。以前には花譜さんが目の前で歌う「糸」のVRバージョンも公開されており、今回も臨場感にあふれた映像を楽しめそうです。
さらに、「戸惑いテレパシー」のオリジナルMVと映像作家たちによるリミックス版MV3本も展示。他にも3人の有名イラストレーターによる『「隼」花譜×5G』をモチーフとしたイラストも予定されています。
ARで花譜があなたの部屋に
本展「HAYABUSA EXPERIENCE in AR」では、ARを駆使して花譜さんと「3.5D」を自分自身の部屋に出現させることが可能です。また、オリジナルdポイントカードのプレゼントキャンペーンにエントリーすることで、「隼」花譜さんのHoloModels(ホロモデル)のダウンロードコードが全員に配布されます。
「HoloModels」はGugenkaが提供するデジタルフィギュアで、Re:ゼロ「レム」や世話やきキツネの「仙狐さん」など、人気アニメキャラクターなどが多数ラインナップされています。AR対応のスマートフォンとアプリがあれば、自分の部屋にARフィギュアを飾ることができ、スプレーを使ってポーズや表情を変えることも可能です。
過去には花譜さんのデジタルフィギュアも販売されていましたが、抽選による数量限定品だったため、手に入れられなかった方がいるかもしれません。「隼」フィギュアももともと渋谷の会場限定でしたが、今回のオンラインキャンペーンによりエントリーがしやすくなっています。
VR Chatから花譜の世界に飛び込めるように
渋谷PARCOにオープンし、「KAMITSUBAKI STUDIO」のフラッグシップスペースとして花譜さんやDUSTCELLなどの展示会を行ってきた「3.5D」。その3.5Dが「HAYABUSA EXPERIENCE in VR」として、ソーシャルVR「VR Chat」上のワールドに再現されました。
「HAYABUSA EXPERIENCE in VR」では“リアルの場からバーチャル空間に会場を移す”という本展のコンセプトを体現しており、展示されるイラストをアバターをまとって自由に観て周ることができます。
さらにワールドの設立に合わせて、KAMITSUBAKI STUDIO公式アバター「らぷらす」もBOOTHにて販売されます。らぷらすといえば人気楽曲「過去を喰らう」などのMVでおなじみのキャラクター(?)ですが、今回はアバターに利用することで、来場者も花譜さんの世界観の一員になれる点にも注目です。
なお、せっかく3.5D展がVRChatで開催されているのにVRデバイスを持っていない……という方でも大丈夫。VRChatにはデスクトップモードが搭載されており、3Dゲームを動かせるWindows10のPCがあればVRデバイスなしでも参加できます。
VRChatの導入方法や必要スペックはこちらの記事から。
隼は5Gのデジタル世界を駆ける
5Gのスピードに乗ってバーチャルの空を飛び回る「隼(ハヤブサ)」をイメージして生まれた今回の衣装。延期を余儀なくされたコラボ展でしたが、そのイメージと沿うように、バーチャルのテクノロジーによって形を変えて再始動しました。また、「隼」デザインのグッズも合わせてリリースされています。
渋谷は遠くて行けなかったという人も、最近のタイアップで花譜さんを知った方も、この気にWEBからその世界観に飛び込んでみるのはいかがでしょうか?
展示期間は7月20日(月)〜8月31日(月)23:59まで。本展特設サイトへのURLはこちら。