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日産が本気のバーチャルショールームをVRChatにオープン!さっそく体験してきた

11月4日(木)日産自動車株式会社が、VRChatにバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」をオープンしました。日産が銀座にて運営する、実在の「NISSAN CROSSING」をバーチャル空間上に再現。新車発表会や講演といったイベント開催の場のみならず、「デジタル上での新たなコミュニケーションの場の一つ」として、本ワールドを一般ユーザーにも公開しているのが特徴です。

今回、MoguraVRは本ワールドのメディア向けお披露目イベントに参加。以下では、日産の新しい取り組みとなる「日産公式VRChatワールド」の全容をレポートします。

1階には最新の日産自動車がお目見え

お披露目は除幕式から始まりました。これほど大きな除幕式はさすがに筆者もはじめて目撃しました……!(※除幕式ギミックはこの日限定とのことです)。

こちらが、バーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」の全景です。外観はスタイリッシュ。そして大きく見上げてようやく全景が見えるスケール感は圧巻です。

1階から見学が始まりました。日産の最新の自動車を展示、紹介するためのスペースとなっており、中央には最新の電気自動車「日産アリア」の3Dモデルが展示されています(カラーは暁-アカツキーサンライズカッパー)。


プレス陣がまず注目したのが、この3Dモデルの日産アリアです。実際の自動車のデータをもとにつくられているため、クオリティ面は十全。自動車好きな取材陣からはとても良いリアクションが返ってきており、筆者もついつい手元のカメラで何枚も写真撮影してしまうほどでした。

こんなに密になっても大丈夫なのはVRのよいところです。なお、実店舗の「NISSAN CROSSING」と異なり、自動車の周囲がパーテーションで区切られていません。密着して鑑賞できるようになっているのは、車好きにはもちろん、実際に購入する上での参考材料がほしい人にもうれしいところでしょう。

現時点では、ドアを開いて中に乗り込むことまでできないものの、全体のフォルムやスケール感は実物ベースゆえにとても参考になるとも感じられました。単純によいものを眺める楽しみがある上に、近くのモニターで流れる紹介ムービーも含め、自動車という大きな買い物をする上での購入導線としても機能し得るフロアと言えるでしょう。

ユーザーが自由に活用できる空間も


続いて2階へ。エスカレーターを上がった先にあるのは、オブジェクトのない広めのスペースとなっています。こちらは特に用途を設定していないフリーなスペースで、「ユーザーのみなさんでイベントなどを自由に開催してもらえるよう」に設けられたとのことです。20人程度集まっても問題なさそうな広さで、落ち着いたBGMも流れているため、かなり応用が効きそうです。筆者はトークイベントや勉強会の開催に適していそうだと感じました。

窓の外にはデフォルメされた銀座の景色が広がっています。景色の見え方は現実の「NISSAN CROSSING」に近いとのことです。

2階には別のカラー(ディープオーシャンブルー)の日産アリアも展示されています。


さらに奥の方にはカフェスペースがあります。こちらは、実店舗のカフェ「CROSSING CAFE」に相当する空間です。

こちらには、エスプレッソマシンからマキアート入りのカップが取り出せるギミックが設置されています。取り出されたマキアートには、日産のクルマがラテアートとして描かれており「写真映え」します。

みんなで持ち寄ればにぎやかなカフェの写真が撮れそうです!

出現するラテアートは全部で2種類とのことです。なお、実店舗の「CROSSING CAFE」ではさらにバリエーションが用意されているほか、お客さんの顔をラテアートとして描いてくれるサービスまで実施しているらしく、「ぜひ実店舗にも行きたい……!」と思わせてくれました。こういったところにも、バーチャルの店頭だけでなく、実際の店舗へも足を運ぶ動機がしっかりと用意されています。

ユーザーに楽しんでもらえる場を提供するために


ラテアートも楽しんだところで、解説と質疑応答のコーナーへ移りました。日産の執行役副社長の星野朝子氏が登壇し、バーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」設立に際してのコメントを寄せました。登壇時にはご自身の身体を3Dスキャンして制作したアバターが使用されており、こうした取り組みからも日産のVRへの期待の高さがうかがえます。

その後、広報の鵜飼春菜氏を混じえ、質疑応答の時間に移りました。以下、いくつか抜粋してご紹介します。

――日産がVRを用いた取り組みを行うのは、今回が初めてでしょうか? また、日産がVRを活用する目的などお聞かせいただければと思います。

鵜飼:

日産はこれまで、マーケティング活動の一環としてVRを活用したプロモーションや、イベントなどへの協賛を実施してきました。VRChatでは、昨年度には「クロスマーケット2」へ協賛させていただき、一部アトラクションなどを実施しました。VRを活用する目的としては、実際の展示などがむずかしいものなどを見ていただくなど、お客様に多様で新しい体験を提供できるというのがあります。今回VRChatに設立した「NISSAN CROSSING」は、新しいコミュニケーションのありかたとして、みなさまにご提示させていただく形となります。

――今回設立したバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」では、どのようなことができるのでしょうか?

鵜飼:

実店舗の「NISSAN CROSSING」と同様に、日産アリアなどの自動車を展示しておりますので、そちらをご自由に見ていただくもよいですし、あるいはみなさんにイベント開催の場など、VRChat内のルールに則って自由にご活用いただければと思います。もし活用いただいてそれを発信される際には、可能でしたら「#VRChat #NissanCrossing」というハッシュタグをつけていただくとうれしいなと考えております。

――公式のイベントなどは計画されていますか?

鵜飼:

年内には、電気自動車とともに地球環境について考えるツアーを企画しております。今後もここを活用した新車発表会などのイベントなどを実施できれば、と考えています。

――こちらのワールドは現時点で完成形でしょうか? 今後アップデートなどは予定されていますか?

鵜飼:

展示物はしばらくは現時点のままですが、今後なにかしらの節目で展示物を変えるといったことはあるかもしれません。

――本ワールドはOculus Quest 2にも対応しているのでしょうか。

鵜飼:

対応しております。私も本日はOculus Quest 2でワールドに入っております!

――こちらのワールドに遊びにきた際に、収益化をONにした配信は実施しても大丈夫でしょうか?

鵜飼:

Publicとして公開後は、VRChatのルールに則って自由に活用いただいて大丈夫です。収益化をONにした配信もOKです。

――本ワールドへ日産の関係者がこっそりと現れ、ユーザーとの交流を現地で実施する、というようなことはご検討されていますか?

鵜飼:

現時点では積極的に計画してはいないのですが、もしかすると「みなさん入っていますか?」と様子をうかがうためにのぞかせていただく……ということはあるかもしれません(笑)

――あえてプラットフォームとしてVRChatを採用された理由などあればお聞かせください。

鵜飼:

昨年の「クロスマーケット2」への協賛がきっかけとなっています。また、VRChatの場合、ユーザーを管理するのではなく、コミュニティに活用いただくという形が主流とうかがっておりまして、ならば単に展示するだけではない、みなさまに楽しんでいただける場として活用していただきたいという思いがあります。もちろん、現在はVRChat以外にも様々なサービスが展開されていますので、VRChatだけに固執せずチャレンジできればと思います。

企業のメタバース参画の好例となるか?

先んじて見学した感想としては、「想像以上に楽しい」の一言に尽きます。日産の最新の自動車が展示された企業公式ワールドとしての側面も持たせつつ、自由に活用できそうなフリースペースや、にぎやかに遊べそうなカフェスペースと、VRChatユーザーにとってのフックも用意されています。「遊べるワールド」としての側面もあるのが、なによりの特長です。純粋にワールド自体のクオリティも高く、写真撮影に行ってみるだけでも楽しいはずです。

また、このバーチャルギャラリーには、VRChatコミュニティで活躍している人が多く関わっている点も特筆すべきでしょう。制作クレジットにはVR蕎麦屋タナベさんをはじめとしたクリエイターが名を連ねているほか、お披露目イベントにはVRChatを軸に活動している配信者やクリエイターが招かれていました。こうしたところからも、単なる企業のプロモーションにとどまらず、VRChatに息づくコミュニティと真摯に向き合おうという日産の姿勢が感じ取れました。

知名度のある企業がVR空間上にバーチャルな店舗やギャラリーを設置する動きは、直近一年で加速しつつあります。しかしながら、こうしたものをVRChat上に展開するという例はあまり存在せず、その意味で今回の日産の発表を驚きをもって受け止めた方も多いでしょう。

バーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」は、制作体制はもちろん、その取り組みの姿勢もふくめて、VRChatコミュニティとともに作り上げたワールドといえるものでした。メタバースが流行の兆しを見せる中で、「コミュニティとどう共存していくか」という点も含めて、日産の取り組みは企業のメタバース参画における、ひとつの模範にもなり得るでしょう。

ワールドの入場はこちら:https://vrch.at/group-squatnifty-d28e4

 

執筆:浅田カズラ


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