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VRで音楽×光×花火の夏フェス!「Virtual Festival 2018」レポート

2018年初頭から高い人気を集めているソーシャルVRアプリ「VRChat」。9月23日、このVRChat内で音楽と光のフェスイベント「Virtual Festival 2018」が開催されました。

「Virtual Festival 2018」は「パーティクル」と「音楽」を合わせた新感覚のVRライブです。パーティクルシステムを使用することで、リアルな炎を再現したり、光の雨を降らせたり、あるいは空間を丸ごと書き換えるなど、現実では難しいド派手な演出をフェスに導入することが可能となっています。

今回筆者はこの「Virtual Festival 2018」のリハーサルに参加。主催者や出演者の皆さんへインタビューを行いました。

音楽と光と花火の夏フェス 「Virtual Festival 2018」

「Virtual Festival 2018」では出演者が行うライブに合わせ、音楽だけでなくパーティクルによる特殊な演出を使用することで、VRならではの空間全てを使った新感覚のライブを体験できました。

出演者は音楽方面寄りのミュージシャンとパーティクル演出を行うパフォーマーに分かれており、それぞれの特徴や得意分野を活かしたライブを行います。イベント会場となるワールド(VRChat上に用意された空間のこと)は、このイベントのためだけに作られた特別ステージ。参加者がライブに没入できるように作りこまれていました。

最初に筆者を迎えてくれたのは怪しげな書斎でした。机には世界地図と「Virtual Festival 2018」への招待状、とかなり凝った導入です。招待状を手に取った瞬間、どこかへとワープしてパッと視界が切り替わり……ステージである巨大なクジラの背中へと落下! 筆者はVRヘッドセットを使用して参加したのですが、いきなり空に投げ出されるとは思わず、いきなりのサプライズにドキドキしながら会場に到着しました。


(たどり着いた先では煌々とネオンの輝く屋台が出迎えてくれました)

まずスタッフの方から案内されたのはアバターの切り替えです。「Virtual Festival 2018」ではスタッフを除いて最大で30人近くの参加者が集まるため、負荷対策として専用の軽量アバターへの着替えをお願いされました。VRChatでは1つのワールドに入れる人数が決められていて、人数が多くなるほどに負荷が高まり、動作が重くなってしまいます。そのため、専用に軽量化されたアバターを使う、というわけです。


(専用の軽量アバター。見た目はシンプルですが、しっかりとコミュニケーションができます。ボイスチャットだけでなく、身振りや手ぶりを相手の目の前で伝えられるのがVRChatの良いところ)

今回使用するアバターはできるだけ軽量化され、スタッフを含めて50人近くがワールドに集まっても問題なく動ける工夫がされていました。背面から見るとアバターが透けて見えるようにもなっており、ライブ視聴者への配慮もなされています。こうしたところからも、VR上でフェスを実行するにあたって多くの工夫がされていることが分かります。


(ライブのステージ。豪華なセットアップもVRなら自由自在!)

リハーサル開始まで少し時間があったので会場を見て回ってみると、ステージはかなり作りこまれており、構造もライブを視聴しやすいよう考えられています。現実でのライブ会場にも決して劣らない、意気込みを強く感じさせるものでした。

さて、ライブ会場を見回りつつ待っていると、とうとうリハーサルがスタートします。


(パーティクルによって花が出現したり、光の玉が浮かんだり……。空間があっという間に彩られていきます)

ライブのリハーサルが始まって目に飛び込んできたのは、音楽に合わせて360度見渡す限りに出現するパーティクルです。音楽の進行に合わせて次々とパーティクルが変化してゆく様子は非常に幻想的で、あまりの驚きに感嘆の声を漏らすのがやっと。リアルではできない、VRだけで感じられるライブだという事も、驚愕や感動により拍車をかけます。


(画面に出現している帽子やサイリウム、立体などは全てパーティクルによる演出)

開催のきっかけ、人との関わりが大きなイベントにつながった

Virtual Festival 2018を開催した主催者のTnohito氏(Twitter:@Tnohito1)とイベントワールド製作者の蕎麦屋タナベ氏(Twitter:@sobatang1)に開催のきっかけを尋ねると、Tnohito氏が夏に開催したパーティクルによる花火大会だったそうです。


(右側が主催のTnohito氏、左側はワールド製作者の蕎麦屋タナベ氏)

パーティクルを使った花火は「非常に綺麗で美しかった」と参加者から好評でしたが、Tnohito氏は「何かが足りない気がする……」と悩みに悩み、見つかった答えが「音楽」だったそう。その後、VRChatの中でワールド製作者の蕎麦屋タナベ氏や、音楽を生で演奏してボイスチャットに流すデスメタル系VTuber・藍葉じるあ氏(Twitter:@AibaJirua)に出会って音楽フェスの開催を決めた、とのことでした。

さらに当初のVirtual Festival 2018はここまで大きなイベントではなく、もう少し規模の小さいライブを想定していたとのこと。しかし人が集まるにつれてより大きな流れが生まれていったそうです。今回のVirtual Festival 2018も主催のTnohitoさんが開催することを決定し、出演者の友人から友人へと話が伝わっていって、出演者が続々と集まったのだとか。


(参加者・主催者・スタッフetcの集合写真。個性豊かでにぎやかです)

VRChatは非常にユーザー主催のイベントが多く開催されており、イベントの観客や視聴者が主催やパフォーマンス側に回ることも多々あります。今回のVirtual Festival 2018は、このような「垣根の低さ」によって生み出されたところもありそうです。

出演者コメント・紹介

電脳音楽ユニット「八月二雪」

八月二雪はバーチャルアーティスト「Qキキ」氏(Twitter:@q_kiki_82)と「john=hive」氏(Twitter:@john_neoneet)による電脳音楽ユニットです。VRChatなどで音楽活動を行っており、VR番組である「VRoadCaster」のエンディング曲などを担当しています。

八月二雪は今回のVirtual Festival 2018のトップバッターを努めました。リハーサルのインタビューでは「第1回目の音楽フェスの参加できることを光栄に思います。今後のVRという場の音楽をもっと盛り上げて行きたい」と答えてくれました。

VR応援VTuber「おきゅたんbot」

おきゅたんbot氏(Twitter:@OculusTan)はVR応援キャラクター「おきゅたん」のbot。VRを応援するVTuberとして活動しています。今回は魔女っ子のようなコスチュームでリハーサルに参加、「VRChatを始めてから作詞していたオリジナル曲を歌って盛り上げたい」とコメントしました。

おきゅたんエバンジェリスト「オノッチ」

オノッチ氏(Twitter:@onotchi_)は上述の「おきゅたんbot」を応援する鹿です。今回はおきゅたんbot氏が出演するため自らお手伝いに志願、おきゅたんbot氏のライブのパーティクル演出を全て行っていました。インタビューでは「おきゅたんを誰よりも可愛く見せる!」と気合いっぱいでした。

デスメタル系Vtuber「藍葉じるあ」

藍葉じるあ氏(Twitter:@AibaJirua)はデスメタルを歌うVTuberです。バーチャル世界にメタルを広めるのが目的で、今回のVirtual Festival 2018でもクールなデスメタルを披露。会場に響き渡るデスボイスの凄みは、そのキュートな見た目からはとても想像できないほどでした。

YAMADA@Vブルースマン

YAMADA氏(Twitter:@yamada_is_aniki)はVRChatのグループである「紳士force」のリーダーです。今回のVirtual Festival 2018ではブルースをより多くの人に聞いてもらうため、オールドしかし素敵な曲を披露してくれました。「これを機会に音楽を広めたい。紳士forceの拠点ワールドで個人ライブを開催しているので、ぜひそちらも」とのこと。

パーティクルライバー「なみた」

なみた氏(Twitter:@namita0819)は、VRChatの中でパーティクルを使ったライブを行うパーティクルライバーとして活動しています。主にVOCALOID「初音ミク」を使った楽曲をパーティクルで表現しています。今回は「パーティクルライブをもっと見てほしい」と考えてVirtual Festival 2018に参加したそう。テキストを含めた演出も加え、ライブを彩りました。

パーティクルライバー「yorimiya57」

yorimiya57氏Twitter:@jav6868はモデル改造なども行っているバーチャルYouTuber。今回のVirtual Festival 2018では同じパーティクルライバーのなみた氏と同様、VOCALOID楽曲のMVをパーティクルで再現していました。「まだ期間が短いものの、多くの人にライブを見てほしいですね」とのコメント。

バーチャルDJ「DJ SHARPNEL」

DJ SHARPNEL氏(Twitter:@sharpnelsound)は、今年で活動20周年を迎えるベテランDJ。1998年からDJ活動を続けており、近年「活動の仮想化=VRへの移行」を発表しています。今回のVirtual Festival 2018でも非常に盛り上がる楽曲を演奏してくれました。

パーティクルパフォーマー「Trance」

Trance氏(Twitter:@trance_mode)は今回のライブにて一部パーティクルの演出を担当していたVTuber。自身のアバターなども自作のパーティクルやシェーダーで作られていて、今回のライブでは非常に綺麗で素晴らしいパーティクルパフォーマンスを見せてくれました。

パーティクルパフォーマー「ルイモド」

ルイモド氏(Twitter:@luimodo)は今回のVirtual Festival 2018に使われるアバターや、締めの花火などを作成しています。ライブの最後を飾る花火には、Virtual Festival 2018の文字やクジラのロゴも入っており、強く印象に残るラストシーンとなりました。

今後の開催について

主催者であるTnohito氏いわく、「Virtual Festival 2018がここまで大きくなるとは考えていなかった。今後の開催は季節ごとに1度やるかどうか検討している」とのことでした。

Virtual Festival 2018は日本のTwitterトレンド3位に入るなど、注目度の高いイベントとなっているようです。このフェスによってパーティクルライバーの存在もより注目されるようになり、TwitterなどのSNSではパフォーマンス中の動画を度々見かけるようになりました。

次回の開催が決定すれば、イベントもパーティクルパフォーマンスもさらに注目を集めることは間違いなく、より多くの参加者や演出者が集まるかもしれません。VRChatでまた1つ、目が離せないイベントが誕生したと言えるでしょう。

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