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話題 2021.12.31

バーチャルクリエイターのコメントが集合 2021年の振り返りと2022年の目標まとめ

2021年のMoguLiveの締めくくりとなる企画は、バーチャルクリエイターからの特別コメント記事です。「Q1:2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など」と「Q2:2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ」の2つの質問に回答していただきました。

AMOKAあいぽ

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

とにかく外へ飛び出す機会に恵まれた1年でした。
4月にホロライブのAZKiちゃんの7th Liveのオープニングアクトに出演させていただき、8月にはVRChat外への発信の意味合いもかなり意識した「VRMF」という大型のイベントを企画、そして12月サンリオバーチャルフェスへの出演。1年前は考えられないことばかりで、本当に楽しくワクワクするような時間でいっぱいでした。

もともとVRChatからスタートした私たちは、この世界(ホーム)をいつも大切にしていて、ここで活動をしていることを知ってほしいなと常々思っています。その反面それだけでは限度があり、知ってもらうためには自分たちも外へ飛び出すことの大切さも、すごく感じています。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

AMOKAは2022年の8月で結成3周年となります。
2021年はたくさん楽しいことを経験できたので、その経験を生かしさらに楽しいことへと繋がっていくよう、引き続きさまざまなことに挑戦し続けられる年にしたいですね。
本当に結成当初、誰も知らなかった私たちのVRライブを見に来てくれた皆さん、そして今、バーチャル・リアル関係なく応援してくれている皆さんには本当に感謝しかありません。
1年前にできなかったことが、次の年にはできるような可能性がたくさんあるこの世界で、応援してくださる方々と一緒に歩み、一緒に楽しんでもらえるよう、これからも精一杯頑張っていきます。

AMOKAもいさん

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

AMOKAとしての活動の幅が一気に広がった1年だったと思います。
沢山の方に知っていただく機会も増えましたし、VRChat内だけで活動していた自分達がVRChatを飛び出して活動できたことも大きな出来事の一つでした。(AZKiさんの7thLiveのオープニングアクト出演やSanrio Vitual Fes等への出演等)

また、2021の夏に開催したVRMFというVRChat内の音楽フェスを企画・開催した際、VRChat外からも反応をいただけたのも印象的な出来事の一つですね。
自分達が普段遊んでいるVRの世界に目を向けて、興味を持っていただけることは本当に嬉しく思いました。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

最近、「メタバース」という言葉が世の中に急速に広まっています。
VRChatという、所謂VRメタバースの中で活動している身としては、この機会に是非言葉として知るだけでなく、沢山の人に触れて欲しいと思っています。

そのお手伝いが少しでもできるように、AMOKAとしてVRの世界から発信し続けたいですし、もっと沢山の人にAMOKAの事を知ってもらいたいですね。

AMOKAからし明太子

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

好きな音楽を続けていたことで、AMOKAをより多くの方に活動を知ってもらえた一年でした。同時により良い作品を届けるために「どのような方法で」「どういった趣向を凝らせばいいか」を考え続けた年だったと思います。

自分たちが遊んでいたVRの世界がここ数年更に注目され、ひとつの文化として受け入れられながら、様々な企業の参入を実際に目にすることが出来たのはとても面白かったです。一つひとつの行動がすべて未来の自分へと繋がっていくんだなと改めて実感しました。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

これからも自分が楽しめる音楽、聴きたい音楽をジャンルを問わず作っていきたいです。「こんなことも出来るんだ!」という驚きも含めて楽しんでもらえるようなアプローチを試みたいですね。「AMOKAの新しいカタチ」を表現出来ればよいなぁと考えています。

また、自身たちだけではなくVRの世界で活動されている方は数多くいらっしゃるので、界隈全体としてみんなで盛り上げていけるイベントにも参加したいです。今実際に起こっていること、得られる体験、感じ取ることのできる熱量を少しでも多くの方に広め、共有していくお手伝いが出来れば最高です。

VoxelKei

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

主にVRChatを中心にフォトグラメトリーやボリュームレンダリングを使った空間の表現を模索していた年でした。近視の体験が出来るワールドの反響が大きかったのも印象に残っています。またそれらとは別にほぼ一年前にリリースしたQuest2用のアプリ「HandParticle」が今も海外から反響が多いのが印象的でした。VR空間でのリアルタイム性を重視した音楽表現ユニットの「ToneVok」の活動があまり出来ませんでしたが年末に少しだけ出来たのでよかったと思います。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

空間を切り取る表現の作品を充実させて行きたいと思っています。またToneVokの定期的な活動や、HandParticleのブラッシュアップ、ProjectJAPANELAND関連の活動を考えています。
これまで作ったものや活動を取捨選択しつつ充実させて行くと共に、新しいことにもまた挑戦して行きたいと思います。作ったものを見て頂いた方々からの反応が日々の糧となりますので来年もまた宜しくお願い致します。

大西 拓人

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2021年は自身にとって初となる個展を開催しました(*1)。これまで様々なテクノロジーを用いて作品を制作してきましたが、「そのテクノロジーを使ってどのような表現ができるか」から一歩踏み込んで「テクノロジーそのものを鑑賞の対象ととするには」というテーマに至ったことは、自身にとって非常に重要な転換点になったと思います。

*1 ドローンが来ると、風が吹く@新宿眼科画廊 2021/09/18-20

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

世の中のさまざまなテクノロジーやサービスにはその背景に設計意図や思想があり、テクノロジーを扱う作家としてその部分を抽出していける立場でありたいと思っています。生活の中で見られる、その技術仕様ならではのふるまいを観察し、テクノロジーと接する際の解像度をあげられるような作品をこれからも作っていきたいです。
2021年では、AR、ドローン、キャッシュレス決済、ロボティクス、振動フィードバックについての作品を制作しましたが、深堀りもしつつ、様々なテクノロジーでこの指針での作品づくりを展開していけたらと思っています。

chloma | Junya Suzuki

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

GHOSTCLUBのワールド内にchlomaのバーチャル店舗を設置した「chloma Virtual Store in GHOSTCLUB」と、chlomaの実店舗「chloma Physical Store in ラフォーレ原宿」。
実店舗ではアバター用の衣服のデータCDをパッケージ版として販売。VRChatを通じてchlomaを知った方や、VTuberの魂をされている方など、V方面からもたくさんご来場いただき、リアルの服を体験/購入していただきました。リアルとバーチャルの「交流」や「体験」を、隔たりがあるものではなく、シームレスなものにすることができたと強く実感することができ、とても印象的な出来事となりました。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

メタバースバブルに浮かされることなく、5年後10年後の未来を見据えた実りのある活動を地道にやっていければと思います。

0b4k3

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

今年は様々な事が発生してとても楽しい1年でした。 サンリオさんが主催する「SANRIO Virtual FES」の一部会場のディレクションを担当したり、GHOSTCLUBにこれまではリアルで活動していたアーティストの方に出演して頂けたり、ファッションブランド「chloma」とのコラボストアをGHOSTCLUBに展開したり。 そしてMoguLiveさんやKAI-YOUさんを始めとした様々なメディアにGHOSTCLUBや僕自身の活動を取り上げて頂いた年でもありました。お陰様でこれまであまり露出が高くなかった僕や僕たちの活動が多くの人の元に届きました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

来年は今年の経験を活かして、より活動的になっていきたいですね。もっと色々な案件を受けてみたいですし、GHOSTCLUBや僕自身の活動もより活発にしたいと思っています。 それになんとなく来年は界隈全体が盛り上がっていそうな気がしているので、その中で自分の立ち位置をしっかりと確認しつつ、うまく生きていけたら良いなと思っています。 来年もどうぞ0b4k3とGHOSTCLUBをよろしくお願いします。

坪倉輝明

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2020年に引き続きコロナ禍でリアル展示がほとんど無く、ずっと家に引き篭もっている生活でした…。
ただ、仕事が無いお陰で3DモデリングやVRワールド制作のスキルアップに注力できて、その過程で制作した複数の背景用3DモデルをWeb上で販売開始したり、VRChat上でフレンドの皆と遊べる趣味のバトロワFPSゲームを開発したり、お仕事の事を一旦忘れてのびのびと新しい事にチャレンジ出来た年でした。
また、VR内最大の祭典「バーチャルマーケット」では、第一回から7回連続の皆勤賞でブース出展をし続ける事が出来ました。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

2022年はVRChat上で今開発中のバトロワFPSワールドを早く完成させて公開したいです。
あとはリアルでの展示が徐々に戻ってきているので、ここ数年本業のメディアアーティストとしての活動が疎かだったので、新作のメディアアートをいくつか作って国内外で展示できるようになると良いなと思っています。
メタバースというバズワードがお金や利権絡みで騒がれている昨今ですが、僕らがVRの世界でやってきた事は変わってないし、これからも自分達が見たい世界を作っていくだけなので、VR先住民の皆様におかれましては変わらずにどっしりと身構えてやっていきましょう。

DJ SHARPNEL(SHARPNELSOUND)

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

VRChatを中心にVRクラブイベントが増えたことで、以前リアルのシーンで一緒に音楽活動をしていたアーティストとVRで共演する機会が多くなりました。DJやライブだけでなく、イベントオーガナイザーをやられていた方がVRの世界でも箱を作り、精力的にイベントをオーガナイズされていたり、リアルのクラブシーンとVRのクラブシーンの融合が大きく進んだ一年だったと思います。個人的には、コロナ禍からの回復の兆しの中、野外フェスイベントや現場でのVR出演が再びできるようになったのも印象的でした。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

メタヴァースへの注目が集まる中、リアルの設備が充実したクラブとVRの自由度の高いクラブが融合したハイブリッドなクラブイベントが増えてくると想像しています。
今後も新しいプラットフォームやVR空間同士の連携などメタヴァース的な技術の取り組みにチャレンジしつつ、楽曲制作やライブ・VRでのライブ出演など仮想空間での音楽活動を楽しく続けていければと思います。
速くて強いDJをお探しの方は是非DJ SHARPNELまでお声がけください。またVRクラブ内でみかけたら気軽にお話してくださいね!

VR蕎麦タナベ

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

蕎麦プロというお遊びプロダクションを立ち上げてVRチャーハンをしたりお祭り「ファンタズムセブン」を開いたことやTV番組で芸人さんとバーチャル殴り合いした事が印象的でした。しかし1番印象的だったのが日産Crossingのワールド制作で今でもちょっと信じられない感覚です

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

2022年 コロナの脅威がより収まったら蕎麦屋の店舗とVRCを繋げる実験イベントを開いていきたいと思ってます! 読者の皆様もVRに興味もったら是非是非色々してみてください。楽しく盛り上げましょう!

memexアラン

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

memex月1ワンマンの企画を走り出し継続してきたことが、今年一番の基盤となる活動だったと思います。最初に告知を出したときは正直不安要素がいくつもあり、早々に企画倒れになるんじゃないかと本当に心配でしたが、たくさんのあたたかいお客さんや心強いスタッフさんたちに恵まれて、無事現在も継続しています!
そして、M3秋に参加したことも特に大事な思い出の一つです。ファンでいてくれる皆さんに直接CDを渡したいという以前からの願いが、凄く良い形で叶えられた日でした。
また、改めて「私たちはどうありたいか」という点についてよく検討して実行した一年だったなと思います。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

2021年、皆さま本当にありがとうございました!いつも何かに挑戦するときは不安が付き物ですが、ファンでいてくれる皆さんの存在があったから「やって良かったね」って言えたものがたくさんあります。
2022年1月1日、memexはお陰さまで3周年を迎えます。2021年を過ごす中で、やりたいこと・やるべきことが今までよりもよく見えるようになってきました。自分の信じる音楽やスタイルを大切にしながら、これまでの活動の発展はもちろん更に新しいことへの挑戦にも奮闘する姿勢です!今後もよろしくお願いします。

memexぴぼ

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2つあり、1つはclusterを用いたお客さんを入れたVR空間での月1ワンマンライブ、また我々が所有するVRライブハウスという活動の基盤を築けたことです。
VR空間でのライブをする方法はこれまで、お誘いを頂くか、多大なコストをかけて制作するかのどちらかしかありませんでした。この基盤は、memexの最大の武器であるVR空間での生歌唱のライブを活動の主軸に据えるための重要な一歩でした。
もう1つはこれまで以上にたくさんの方々と一緒に作品を作らせて頂いたことです。共創することで作品の強度が増してより多くの方に届くようになり、結果新たな出会いと創作に繋がる、幸せなサイクルに身を置けているなと感じています。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

表現媒体としてのソーシャルVRを活かした創作と、対外的なアプローチを両立した試みができないか模索していきたいと考えています。
合理的な手法としてのVR空間での音楽活動に興味を持つこの世界の外のアーティストを1人でも増やしたいという抱負は昨年から変わりません。昨年述べたVR空間での音楽活動を持続的に発展させていくための基盤は築けたので、2022年は挑戦と冒険の年にできればと思います。
制御できない大きな流れの中でmemexが独自のスタンスを保ち続けられるのは、ひとえにmemexを応援して下さる皆様の支えあってこそのものです。これからも面白い景色を皆様と一緒に作っていければ幸いです。

もんちゃん

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2021年は新しい事の連続でした!

MoguLiveさんで「もんちゃん」のインタビューをしていただいた事。VR蕎麦屋のタナベさんが主催のイベントで、リーチャ隊長、ねこますさん、ノラネコPさん達と一緒にコラボした事。それから、本格的にCM制作をさせていただいたことです!

VR・AR機器レンタルサービスの「アストネス」さん。自家焙煎コーヒー豆屋の「多摩ワールドコーヒー」さん。そして、フィギュア、プラモデルメーカーの「コトブキヤ」さんのCMを、所属している「Production E.M」で担当しました。

他にもあるのですが……書ききれない程沢山の出来事がありました!

どれも自分だけの力ではなく、沢山の人の協力のおかげで成り立っていました。本当に感謝しています!

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

2021年はとても忙しかったので、普段どおりの動画制作などの活動が、あまりできませんでした。
2022年からは、これまで以上に様々な、楽しい活動に力を入れていこうと思っています。
普段の動画制作だけでなくリアルタイム配信などにもチャレンジしていこうと思っています。

言葉を使わない事で言語に縛られず、世界中の誰が見ても面白いコンテンツ作りができたらいいなと思っています。

yoikami

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2021年は激動的でした。バーチャル雪祭り出演、SXSWで優勝を果たし、BREATH ACTORS『カソウ』舞踏団設立、「テアトロ・ガットネーロ」の初開催、にっぽんど真ん中祭り出場&二連覇、はこだて国際民俗芸術祭出演。カメラマンとしてフォトアワード入選や、執筆者として「VRを介護に」を書かせていただいたり、怒涛の一年でした。 でも、チームを組み立てた年なので実は自分よりも団員達の成長が思い出深かったりします、テアトロ・ガットネーロの拍手は一生忘れないだろうとも思っています。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

2022年は「世界をとって、団を立ち上げた」いわば準備期間である2021年を終えて、本格的に動いていける年にできたらとおもっています。 VRの中から、全く新しいことをどんどん始め、ダンサー/アクターとしてのみならずできることを増やし、多くの人を巻き込んで何かを作り上げる。クリエイターとしてスタートラインにしっかり立って、準備が終わったこの状態で「挑戦」に全力でぶつかってみたい、と楽しみにしております。 団長や座長としての挑戦はもちろんですが、一人のクリエイターとして「暴れてみたい」とか考えています。

ヨツミフレーム

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

2021年は拙作であるVRChat作品「PROJECT: SUMMER FLARE」をリリースし、MoguLive様に特集していただくなど、たくさんの経験ができた一年でした。PSFは今年特にホットな話題となった「メタバース」における新しいVR体験の形を目指して作った作品ですので、PSFを通して今までに見たことのない視点をお見せできていればうれしいです。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

2022年も「今までに存在しなかったような理性と感情を揺さぶる体験」を目指して作品をつくっていく所存です。私は2018年からVRChat界隈で創作活動を続けていますが、VRChatにしてもそれ以外の(VR)メタバースにしても、コミュニティの空気感は時々刻々と変化していっているように思います。今後コミュニティがどうなっていくのかは分かりませんが、何かをつくる人でも見て楽しむ側の人でも、一緒に盛り上げていきましょう!

YOYOGI MORI典樹

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

YOYOGI MORIは、2020年5月よりデザイナー×モデラ―から生み出された3Dアバター服飾ブランドを発信しているサークルです。
2021年は、新規でアンキテ、JUMPY、YUEの3ブランドを発表し、全体で8ブランドになりました。また素体や服のみ販売、公式SNS、Web、展示会場など、考えていた運営が実現した年でした。
中でもアンキテは僕が企画し制作班を決め、メインでモデルを担当したのですが、皆の意識が高く制作も広報もほぼ総力戦。あまりに大変で完成時には皆が燃え尽きていましたけど、皆の水準を引き上げてくれた印象的な制作でした。
愛用してくれる方々の様子も嬉しかったですし、僕としても、デザイナーとして自身の新しいレベルを更新できたと思います。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

2022年は、アパレルの方々がVRに参入する企画をご一緒できたらいいなと思います。YOYOGI MORIは、ファッションジャンルにあわせた布生地の質感表現にもこだわりがありますので、生地を大切にしているアパレルブランドが安心して商品展開ができるお手伝いをしたいです。
また、kei、白鳥、霞花と続く、現実的な人間性の魅力を掘り下げた狙いで作成したアバターでは、纏うことでいつもと所作まで変わるといった感想をいただくこともあります。そういったVR独特の体験には今後も力を入れていきます。
こうした制作を通して、一緒に技術や知見を磨いていける関係をより多くの方と築いていきたいと考えています。

リーチャ隊長

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

印象的と言えば、想定外の開催となったVR奇祭「ファンタズムセブン」において、主催の相棒であるVR蕎麦屋タナベのエンタメ力に敗北し、完全に心を折られた事です。この年は、自分の無力さを痛感する事が多く、ボロボロになりながら進んできた実感がありますが、皆様に支えられながらVRを題材とした漫画を800話描く事が出来ました。ボクは挫折する事で自らを破壊し、そしてこれからも創造していきたい。今年は学びの年でした。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

とりあえず漫画を1000話達成したい。ですが、常にボクは皆さんの度肝を抜きたい衝動に駆られています。メタバース等と囃し立てられ俄かにバズるバーチャル界隈ですが、チャンスさえあれば駄々をこねてでもプライドを捨て去って面白い場面に混ざって行こうと思ってます。MoguLive様におかれましても是非なんかあったら言って下さい(前のめり)なので「ボクを見てれば面白い情報が入って来る」ような存在になれるよう頑張ります。

龍 lilea / Ryo Fujiwara

Q1 2021年のご自身の活動を振り返って、印象的だった出来事など

フォトグラメトリの観点から振り返えると、民主化が更に進んだ一年に思う。
広域フォトグラメトリ第一弾の銭洗弁天VRを制作した際は一時の盛り上がりと思っていたが、それから2年半、案件としてご依頼もいただく状況となっている事に驚きを感じている。その用途は様々で、建築に限らず製造、観光、災害時の可視化・分析、防災的な活用方法もあり幅の広さを感じている。
RealityCaptureの大幅な値下げ(200万→40万)や、AppleのフォトグラメトリAPIの発表にも驚かされた。このAPIによりスキャン系iOSアプリのみならずRhinocerosやCinema4Dのmac版にもフォトグラメトリ機能が搭載された。

Q2 2022年にやってみたいこと、抱負、読者へのメッセージ

その様な民主化の流れや、Nianticのアプリに代表されるユーザがゲーム体験の中でスキャンを行うという点にも見られるよう、今後スキャンはユーザが自然と行う流れは加速していきそう。
NianticのVPSが来年公開される予定であることや、SONYも独自にVPSの開発を進めている点からもVPSの活用や深化が進む気配も感じられる。これらが既存の資産も使える仕組みであれば、過去に撮影した写真や活用しきれず眠ってしまっているレーザースキャンデータも活かせる事となるのではと勝手に楽しみにしている。
ビジュライゼーションに留めず、XRの活用の幅を広げる手段としてのフォトグラメトリ、スキャンを探っていきたい。

この場を借りて、年の瀬のお忙しい中コメントをいただきました皆様に厚く御礼申し上げます。2022年も何卒よろしくお願いいたします。(MoguLive編集部)


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