株式会社ドワンゴは、株式会社インフィニットループと共同開発したVRライブコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」のアップデートを実施しました。これにより、対応ヘッドセットが「HTC Vive」に加え、「Oculus Rift」「Windows Mixed Reality(Windows MR)」の2機種にも正式対応しました。
(左:Oculus Rift、右:Windows MRの一例、Acerの製品)
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バーチャルキャストは、ニコニコ生放送などの配信サービスを介して、誰でも好きなバーチャルキャラクターになりきってコミュニケーションができるVRサービスです。
これまでバーチャルキャストにおいて正式対応済のヘッドセットはHTC Viveのみとなっていましたが、本アップデートによりOculus RiftとWindows MRも正式対応した形となります。より多くのデバイスでの配信が可能となりました。
バーチャルキャスト ver1.2.3a をリリースしました。
WindowsMR、Oculus Riftに正式対応。
カメラの機能を改善しました。
その他詳しい更新内容はこちら↓#バーチャルキャスト #VirtualCasthttps://t.co/P0zg9N5E0R pic.twitter.com/4bgcvSwRoI— VirtualCast (@virtual_cast) 2018年6月18日
また、ハンディカメラ・ゲストカメラの画角変更対応や、カメラに映っている映像を確認できるモニターを追加などのアイテムの仕様変更も行われています。
6月18日の21時には、ニコニコ生放送にて、今回のアップデート内容の紹介する「『バーチャルキャスト』Ver1.2.3 アップデート内容の紹介と実演放送」が配信されます。
バーチャルキャストのこれまでの追加機能は以下の通りです。
・背景変更機能(5月28日):
360度画像(エクイレクタングラー形式画像)を背景にすることが可能になりました。(背景変更はホストのみ)
・プレゼンテーション機能(6月11日):
VR空間外の視聴者に向けて、画像ファイルの共有ができる機能です。ホワイトボードやレーザーポインターなどのアイテムを出すこともでき、ページめくりなどの動作も可能です。
・カンペ機能(6月11日):
視聴者には見えない形で、同じVR 空間内にいる人のみで画像を共有できる機能です。レーザーポインターのアイテム利用することでページめくりの動作が可能です。
(参考)バーチャルキャスト公式ブロマガ