Twitchは米国サンディエゴで開催されたTwitchConにおいて、Metaとの提携や新機能の発表を行いました。今回の発表では、AIグラスとの連携によるライブ配信や収益化支援、視聴体験の向上などが重点的に紹介されました。
Twitchは、MetaのAIグラスから直接ライブ配信ができる新たな仕組みを導入すると告知しています。ウェアラブルデバイス向けのアクセスツールキットを提供し、今後数か月以内にTwitchモバイルアプリがAIグラス配信に対応する予定です。さらに、StreamlabsやUnlimitedIRLなどの外部アプリもこの機能に対応する見込みです。これにより将来的には、ストリーマーは外出中でも手軽に配信できるようになります。
あわせて縦画面と横画面を同時に配信する「デュアル形式配信」のベータテストも始まり、モバイル配信環境の強化が進められています。
視聴者向け機能としては、AIを活用した「オートクリップ」機能が開発中と発表されました。配信中の盛り上がり部分を自動的に切り抜くもので、配信者が「Clip That」と発言することで手動でクリップを作成することも可能です。「連続視聴記録」機能が今後2週間以内に全チャンネルへ導入され、配信後24時間以内にVOD(録画配信)やクリップを視聴すると記録が継続します。
ストリーマーの収益化支援も拡充されます。「コンボ」機能の強化により、視聴者が協力してチャンネルを盛り上げられるようになり、ギフト収入が平均30〜45%増加します。さらに、ストリーマー自身が独自のプロモーションを行えるようになりました。スポンサーシップ獲得支援も強化され、広告主との連携やサードパーティ経由のオファーを通じて展開されます。また、iOS版TwitchアプリではPrimeサブスクリプションの利用が可能になりました。
安全対策の面でも新しい取り組みが導入されます。Twitchはコミュニティガイドライン違反へのペナルティ措置を更新し、来年初旬の実施を予定しています。違反の深刻度に応じて柔軟な対応を取る仕組みで、軽度の違反では一時的な配信停止のみとなり、チャットや他配信の視聴は継続できます。
チャンネル運営の効率化を目的に、新たな管理役職も導入されます。来月から利用可能な「代理人、マネージャー、その他の代表者」は、収益や分析情報を確認でき、「モデレーター責任者」は他のモデレーターを管理・設定できます。さらに、クリエイタークラブプログラムが拡大し、テーブルトップ、レトロゲーム、チャリティー分野が新たに加わります。
参考
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