音楽フェス「Tomorrowland」がバーチャル開催参加者は100万人超す

ベルギー発の音楽フェス「Tomorrowland Around The World」が、2020年7月25日から7月26日にかけて、オンライン上で開催されました。一部プログラムには、演者と並び立つ（ARに近い）3Dモデルも使用され、各方面から注目を集めています。

「Tomorrowland Around The World」は、例年開催されているダンスミュージックフェス「Tomorrowland」のオンライン版。新型コロナウイルスの流行によって、2020年度の開催は中止になりましたが、代わりとして「Tomorrowland Around The World」の開催が決定しました。発表によれば、通常は2年近く必要となる準備を、約3ヵ月で完了させたとのこと。

同フェスで使用された3Dモデルは、通常のモデル（ゲームなどで使用されているもの）の10倍以上のポリゴンが使用されてます。YouTubeで公開されているハイライト映像からは、精巧なステージや、シンガーソングライターのケイティー・ペリーさんの”バーチャルバンドメンバー”といった3Dで製作された要素が確認できます。

2日間開催された「Tomorrowland Around The World」は、計100万人以上の人が視聴（チケットは有料）しました。2020年7月29日から2週間は、ウィークエンドチケットを保有しているか、12,50ユーロ（約1,500円）のチケットを購入することで、演目を楽しむことができます。