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イベント情報 2022.09.14

ただの展示会場ではない、冒険できるダンジョンだ! 「TGSVR2022」を先行体験

9月15日(木)から9月18日(日)にかけて、「東京ゲームショウ 2022」のバーチャル会場東京ゲームショウ VR 2022(以下、TGSVR2022)がオープンします。今年は「ダンジョン」というコンセプトのもと、昨年からデザインを一新した新しい会場が展開されます。

MoguLive編集部は今回、オープン前の「TGSVR2022」の会場を先行体験。準備中のため体験できた範囲はごく一部となりますが、大きな話題となった昨年会場からどのように変化したか、最新情報をお伝えします。

※以下掲載の画像は開発中の画面となります。

会場は地下深く、縦にボリュームアップ

「TGSVR2022」の会場は、幕張メッセの地下深くに広がっています。掘削されたての穴に設置されたエレベーターに乗り込んで会場へ向かいます。

幕張メッセの地下に広がっていたのは「ゲームの地層」。長年のゲームの歴史や記憶が堆積された広大な地下空間です。地下空間は、入口となる「コア空間」と「中層」「下層」によって構成。先行体験の段階では「中層」以下は掘り進められていないため、主に「コア空間」を視察しました。

「コア空間」からは「砂漠」「森林」「洞窟」の3エリアに渡る企業出展エリアへ行くことができます。先行体験ではまだ企業ブースは未設営でしたが、風景の異なるエリアは来場者を飽きさせないはずです。

地下というだけあって、会場のあちこちにはモグラがいます。MoguraVRのマスコット「もぐらちゃん」とは別人(?)のはず……。

今回の「TGSVR2022」参加企業は、昨年の「TGSVR」の好評を受けてコンテンツ内容に「より力を入れている」とのこと。そして、「中層」から「下層」にかけて、ゲームの歴史に関するオリジナルコンテンツなども展開されるため、会場のボリュームはさらに増しているのだそうです。

面積は横に少し縮まったように見えて、出展数は昨年以上、そして縦方向へ大きく拡大している――「TGSVR2022」の規模感は、おおむねこう表現できそうです。

クエストでゲットした新装備でアバターをカスタム!

「TGSVR2022」を実現する株式会社ambrのメタバースプラットフォーム「xambr」は、今回「v2」へとバージョンアップ。新たに「クエスト機能」と「アバターカスタマイズ」が追加され、「TGSVR2022」での体験をアップデートしています。

まず「クエスト機能」は、昨年の「TGSVR」における収集要素「つながりのかけら」を発展させた「クエスト」を表示・管理する機能です。オープンワールドRPGで発生するクエストのように、「TGSVR2022」では70以上のクエストがあり、クリアすると報酬がゲットできます。

「クエスト」は、特定のブースを見たり、会場内に落ちているアイテムを拾ったと、さまざまな方法でクリア可能です。クリアすれば「魔法使いのマント」や「騎士のかぶと」といったアバター用のアイテムが手に入ります。


(来場直後のプレーンなアバターはこんな感じ)

そして、昨年の「TGSVR」から大きく変わったのがアバターです。ロボット状のすがたから、頭部、胴体、足の3パーツで構成される人型へとアップデートされました。上記クエストクリアで手に入るアイテムは、身体のいずれかの部位に対応しており、手に入れたその場で着用できます。

ちなみに、デフォルト装備として、協賛企業のラルフローレンのシャツとスニーカーを所持しています。

さらに、髪型や顔も自由にカスタマイズできます。昨年よりも自分らしい姿となって会場をめぐりながら、手に入れたアイテムで着飾っていく、RPGの道中のような感覚で会場をめぐることができるでしょう。

もちろん、カスタマイズや着替えは即座に反映され、他のユーザーの目にも見えるようになっています。はたして、会場をめぐり終え、全てのクエストをクリアした時にはどんな見た目になっているのか。複数人で会場を回ったのなら、どんなパーティーになっているのか……アバターを通したコミュニケーションも、醍醐味のひとつとなりそうです。

まだ見ぬダンジョンへと飛び込もう

ほかのソーシャルVRにも引けを取らないクオリティとUXが用意された昨年の「TGSVR」から、「TGSVR2022」は収集要素の改善と、待望のアバターカスタマイズ機能が追加されたことで、システム面では順当進化を遂げています。

また、昨年に引き続き、PC接続型VRヘッドセット、「Meta Quest 2」単体、そしてPCアプリケーション単体(=非VR)でも遊べます。クロスプラットフォームにも対応しているため、環境を問わず親しい人たちとともに広大なダンジョンを探索できるのも、うれしいところです。

今回の体験会では、最大のメインコンテンツともいえる企業ブースと、謎めいた「中層」以下が視察できなかったため、未だ会場の全容がつかめていません。なにが待ち受けているか予測できないのは不安材料でもありますが、「未知のダンジョンに挑む」醍醐味ととらえるのもアリでしょう。

「TGSVR2022」は、9月15日(木)10:00からアプリダウンロードが開始されます。同時刻にWEBサイトも更新され、詳しい設定方法や遊び方が閲覧できるようになります。PC単体またはPC VRの場合は公式サイトから、「Meta Quest 2」単体の場合はApp Labからダウンロードが可能です。

ひとつのゲームとしてさらなる発展を遂げた「バーチャルなTGS」へ、ぜひ飛び込んでください!

「東京ゲームショウ VR 2022」概要

名称

東京ゲームショウ VR 2022(TOKYO GAME SHOW VR 2022)

公式サイト

https://tgsvr.com/

公式ツイッター

https://twitter.com/tgsvr_official

主催

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)

共催

株式会社日経BP、株式会社電通

会期

2022年9月15日(木)10:00 ~ 2022年9月18日(日)24:00

参加料

無料

参加方法

Windows, Meta Quest 2 (App Lab / Link機能), Oculus Rift /Rift S, HTC Vive / Vive Proシリーズ, Valve Index
※Windows PC単体でもご利用いただけます。

アプリ対応言語

日本語、英語


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