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最高の“カレシ”のつくりかた。想像を超えるクオリティの「VRカレシ」【TGS2018】

9月23日まで幕張メッセで開催されていた東京ゲームショウ2018の会場内。VR/ARコーナーに忽然と現れた喫茶店は、たくさんのお客さんでごった返していました。

その喫茶店の名前は「はるかぜ」。

VRゲーム専門ブランドのIVRが新作として発表した、Android / iOSスマホで公開予定の女性向けキャラメイク恋愛ゲーム「VRカレシ」の体験ブースです。

(VRカレシの体験ブース「はるかぜ」)
「VRカレシ」は、PC向けのVRゲーム「VRカノジョ」で話題を集め続けたIVRの女性向けVRゲームです。ビジネスデーでも開場後30分と経たずに整理券は配布停止に。話題が話題を呼び、パブリックデーにはさらに整理券入手困難となりました。女性だけではなく男性もこぞって体験したがった「VRカレシ」とは、いったいどんなコンテンツだったのでしょうか。

喫茶「はるかぜ」にズームイン!


まずは非常に練られていた体験ブースの外観や内装から見ていきましょう。少しレトロな雰囲気の喫茶店を模したブースの脇には、これから対面する「カレシ」(アキトくんと言うそうです)と、喫茶はるかぜの看板犬「ハルオ」の姿が。

正面の入り口にまわり、整理券を渡すと、アテンドのイケメンお兄さんがお出迎えしてくれます。エプロンがよく似合っていらっしゃいます。

体験ブースはペンダントライトで柔らかに照らされていて、なんとも落ち着いた雰囲気!今まで足を踏み入れたVR体験ブースで、ここまで照明にちゃんと気を遣ってブースを演出しているところはなかなかありませんでした。


(女性が体験後に髪の毛や化粧を直せるようにと、ブース内には鏡などが用意されています。)

さて、イケメンお兄さんはただ撮影のためにいるだけでなく、ちゃんとこれから体験する内容を案内してくれます。画面に表示されるアイコンを注視すると、該当のイベントが進むようです。


注意事項などを聞き、備え付けのiPadで必要事項を選択していきます。

まずは名前を入力。

入力しなくても先に進めるのですが、ここは躊躇せずに自分の名前を入力することが重要です。


そして「声」を選択。大人気声優である森久保祥太郎、鈴木千尋、細谷佳正のお三方から選べるということで、筆者は散々に迷ったあげく「森久保祥太郎」さんを選択しました。

使用するVRデバイスは、モバイル向けアプリということで、スマートフォンを差し込んで使う、安価で購入できるダンボール製のもの。高価なVR機器に比べると様々な制限はあるものの、「誰でも・いつでも・どこでも体験できる」という点においては、非常に優秀です。

ノイズキャンセリングのヘッドホンを着け、下の写真のように視聴します。

ヘッドホンをすると、周囲の喧騒が嘘のように遠くなり、VRの世界に没入する準備ができました。

内装の作り込みに、犬の動きの自然さに、そして「カレシ」に注目!

VR体験は、主人公(プレイヤー)がどのような状況か…という説明から始まります。
心身ともにお疲れ気味のあなたは、幼馴染である「アキト」の勤めている喫茶店へ足を運びます。

喫茶店に入ると、まず目を奪われるのは、落ち着いた内装。キレイすぎず、ややレトロ、幾分雑多な雰囲気もあり、まるでモデルとなった喫茶店が実在しているのでは?と思わせるようなリアリティのある3D背景で、あたりをキョロキョロと見回してしまいます。なんとも言えず、居心地のいい空間です。

そして、足元に登場するのは、なんともかわいらしい「はるかぜ」の看板犬「ハルオ」。

「ハルオ」のビジュアルは動きのモーションがごく自然で素晴らしく、犬好きの人なら「『VRハルオ』がほしい!」と言い出す人も少なからず居るのではないか、と思わせる出来でした。

もう少し近くで見たい…と後ろ髪引かれつつ、最大の目的である「カレシ」の前、カウンター席に移動します。

「VRカレシ」の第一報とキャラクターデザインが公表された段階で、「これは…!」と思っていたのですが、重めの前髪に、かわいいとも美形とも言えるような甘いような鋭いようなバランスの顔、白いシャツにエプロンという服装、女性向けに最大限にレンジを広く狙ったビジュアル設定は、たゆまぬマーケティングの成果のように思えました。


(公開されていた「カレシ」のビジュアル)

二次元の男性キャラクターの場合、リアル寄りの造形の3Dモデルで女性に強く訴求したケースは今のところあまり見受けられません。どちらかと言えば、陰影を強く付けず、2Dに寄せた「アニメっぽい」表現のモデルが多い中、「VRカレシ」はたぶん最も現実味のある造形でしょう。

とは言え、顔はリアルに寄せつつも気持ち悪くは感じないギリギリの線を攻めつつ、肌や衣服の布地の質感、鎖骨や筋肉などの隆起の表現に関しては、他の二次元キャラクターモデルではあり得ないであろう「リアルさ」をきっちりと表現しています。IVRが今まで培ってきた女性キャラクターの肌の質感描写、ボディの表現へのこだわりが、男性キャラクターモデルを生き生きと魅力的に見せる上でも見事に結実したと言えるのではないでしょうか。

男性キャラクターモデルを見る際、まず筆者がチェックするのは「顔」そして「手」なのですが、ゴツゴツとした手首まわり、手の甲に浮かび上がる血管の隆起など、リアルでありつつ全体のバランスで見て自然で、そのこだわりと出来上がりの完成度に感嘆せずにはいられません。

さらに、アプリでは「カレシ」のビジュアル変更の要素の一部として、なんと「筋肉量をスライダーで変更できる」ということで、今からすぐにでも全力でスライダーを動かしたい気持ちに。

また、キャラクターにあまり大仰な動作はなく、コーヒーを淹れたりなどの生活描写がメインです。何ということのない動作モーションが非常に自然なことも相まって、モバイルVRを使用しているためにどうしても画質はある程度のレベルにとどまってしまうにも関わらず、目の離せないビジュアルクオリティを保っていました。

カレシが腰に手を当てている時など、手首まわりで動きが若干不自然に感じるところがあったり、鎖骨の部分が目立ちすぎかな? と感じたり、カレシが身をかがめた際に、上から見た肩というか胸板の表現に違和感をおぼえたりしたにはしたのですが、そういう細かすぎるところが気になってしまうくらいには、完成度の高いモデルとモーションだったと思います。

もっと近くで見たい…! と思うのですが、悲しいかな、使っているデバイスではこちらから現実で身体を動かして「カレシ」に近づいていっても、VRで近づくことはできません。この手の「近づけないタイプ」のVRだと、キャラクターがどうしても自分より小さく見えてしまうのが残念と言えば残念かもしれません。

いつかぜひ、HTC VIVEやOculus Riftなど、ポジショントラッキングがあり、近づくことのできるVRヘッドセットで体験させていただきたい……などと考えてしまいます。

声に、そしてシナリオに唸らされる

素晴らしい内装、素晴らしい犬、素晴らしいカレシ、そしてもちろん「声」も素晴らしいです。
今回は森久保祥太郎さんを選ばせていただいたのですが、「口では意地悪なことも言うけど主人公のことを心配している優しさが滲み出ている」様子が、半端ではない増幅力でコンテンツ全体の印象を底上げしており、控えめに言って最高でした。

「VRカレシ」発表時に出演声優陣があまりに豪華で驚いていたのですが、ブースでお話をうかがったところ、「ダメもとでオファーしたらOKが出たので、こっちが驚いた」ということでした。僥倖…!

また、進んでいくシナリオも、いちいち女性の心をくすぐる設定になっており、「上手いな~」と唸らされること頻り。

だいたい、疲れてぐったりしたところに「コーヒーを淹れてくれるイケメン」「料理まで作ってくれるイケメン」に、男だろうと女だろうと、心が動かないはずがないのです。
料理を作ってくれる場面では、なかなかニクい演出があり、これは体験してみてのお楽しみ……。(アテンドしてくださったお兄さんがご自身でVRカレシを体験した際、この場面が一番「こいつ…!!」と思ったそうです)

モバイルVRとは思えないほどの満足度を演出してくれた「VRカレシ」、今後はゲームアプリとして配信予定(時期は未定)ですが、アプリでは体型、髪型、肌の色、筋肉量や服装もユーザーが選択することが可能になります。

髪型や肌の色は他のキャラメイクアプリでも変更できますが、筋肉量を変更できる機能には一ユーザーとして期待せざるをえません。
また、モバイルVRということで、高価なPCやヘッドマウントディスプレイがなくても、安価にVRで「カレシ」と出会うことができるのも大きな特徴のひとつです。

ハイクオリティなビジュアル・豪華声優陣・どこでも体験できる手軽さ…と、三拍子揃ったキャラメイク恋愛アプリ「VRカレシ」。

また配信開始が楽しみになるアプリが1つ増えてしまったようです。

ブース体験時には、こんな感じでお兄さんに見守られながら体験していたので、めでたく配信開始となったあかつきには、一人で、静かな部屋にこもって体験したいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=QmQfO2jG5Yk

Mogura VR主催 イベント情報
10/29 VRにおける映像表現手法・ストーリーテリングを語る 公開座談会

VR体験施設の検索サイト「taiken.tv」



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この記事を書いた人

工藤P

MikuMikuDanceというフリーの3DPVツールの初心者向けのブログや講座動画を作っています。 また、Oculus使用のVRコンテンツも趣味で作成。 女性が楽しめるVRコンテンツがもっと増えてほしい!という思いに突き動かされ、重い機材を転がして体験会を開催することも。

Twitter:@emifuwa
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