2020年5月3日、電気自動車メーカー“テスラ”のCEOで実業家のイーロン・マスク氏が、同社の自動車内でプレイ可能な、ARゲームの可能性についてTwitter上でコミュニティに対して問いかけました。
マスク氏は、以前から様々な意味で“個性的”なツイートをすることで有名な人物です。先日には、自身の所有物の多くを売却するとTwitterで公言。実際に自身の邸宅2軒を売り出したことが判明しています。
マスク氏のツイート
みんな、テスラ(の車)で動くマルチプレイヤー形式の「マインクラフト」って実現できると思う? 安全運転中に(遊べる)、「ポケモンGO」みたいな現実にバーチャルが干渉する(AR)ゲームはどうかな? 複雑な「パックマン」や「マリオカート」は?
マスク氏のツイートの詳細な意図は不明ですが、ARゲームに関してはツイートの内容から、テスラの自動運転車でのプレイを想定していると思われます。
今回のマスク氏の“構想”については、安全面に問題があることを指摘する声が多く、一部では、先日起こったテスラの株価下落に対応するための発言とも考えられています。ただ、米メディアVRScoutによれば、VR関連企業Holorideの創業者Nils Wollny氏や、「マインクラフト」の開発者などが、すでに当該ツイートに反応しているとのこと。
Anyone think they can get a good multiplayer Minecraft working on Teslas? Or maybe create a game that interacts virtually with reality like Pokémon Go while driving safely? Like a complex version of Pac-man or Mario Kart?
— Elon Musk (@elonmusk) May 3, 2020
実際になんらかの計画が始動するのか、それとも単なる思い付きなのか。現状では判断できませんが、テスラとARゲームの結びつきについて、今後もしかしたら何か動きがあるかもしれません。
(参考)VRScout
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